嘘の薬とまことの恋。幸せな気持ちになれるベルカント・オペラの名作 !
「愛の妙薬」ダイジェスト映像
アディーナ役ニコル・キャベル動画インタビュー
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木 | 日 | 水 | 土 | 火 |
7:00 | 2:00 ♪ | 7:00 ♪ | 2:00 ♪ | 2:00 |
1幕:70分 休憩:25分 2幕:60分
合計2時間35分 (1月31日現在)
開場は開演の45分前です。
※開演後のご入場は制限させていただきます。
※1月31日(木)はC席4階・D席4階の一部に、2月9日(土)はB席3階の一部に学校団体が入る予定です。
♪:託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
“イタリア・オペラにオペラの原点を置く考え方は不動のもの。オペラはやはり、声の饗宴であることが大変重要だ”。こう考える尾高芸術監督任期3シーズン目の演目選定では、名実ともに高い人気を誇るヴェルディ、プッチーニのみならず、素晴らしい作品を世に送り出した他の作曲家たちも取り上げます。イタリア語で“美しい声のオペラ”を意味するベルカント・オペラの代表作でもあるドニゼッティの傑作『愛の妙薬』。ロッシーニやベッリーニと並び19世紀のイタリア・オペラにおける重要人物で、ドニゼッティなくしてヴェルディも、プッチーニも語ることはできません。このプロダクションは、2009年にリエヴィの演出で新制作されたものです。『トリスタンとイゾルデ』の恋話を聞いた青年ネモリーノが、村一番の美人アディーナへの恋に目覚め奮闘する物語。9メートルもある本や文字、実物大の小型飛行機などを舞台上に登場させながら、遊び心と的確な心理描写で好評を博したプロダクションです。ネモリーノ役には09年『チェネレントラ』で大好評を博したシラグーザ、アディーナ役には甘く美しい声で飛躍的に活動の場を広げるキャベル(12年4月の『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラにも出演予定)、ベルコーレ役には11年高校生のためのオペラ鑑賞教室(関西公演)の同役で高校生たちの心をつかんだ成田博之が本公演の舞台に立ちます。尾高芸術監督は、新国立劇場第二代オペラ芸術監督でもある故五十嵐喜芳氏と何度も共演した作品で、氏のアリア〈人知れぬ涙〉の名唱が多くの人々の心に焼き付いている、思い出深い名作でもあると語っています。