特集『 「外套」「ジャンニ・スキッキ」に向けて 』
いよいよ3月10日から本番を迎えます。オペラ研修生たちはこの公演に向けて、
1か月以上にわたる稽古に励んでまいりました。
公演に当たって、普段、皆様の目に触れることが少ない、彼らの素顔、生の声を、
稽古の様子の動画・映像、研修生のインタビュー、演出家からの
メッセージによってお贈りいたします。
明日のスターを目指して励む研修生の姿を通じて、
公演にご期待いただければ幸いです。
その1 はじめに・公演のご案内(2月8日更新) まず、こちらをご覧ください。
バックに流れる音楽は、「ジャンニ・スキッキ」の中でラウレッタが歌うアリア
「O mio babbino Caro…(私のお父さん)」です
その2 ブライアン・マスダ講師による個人レッスン(2月8日更新)
その3 11期生女声4人に聞く(2月18日更新)
この公演を最後に研修所を修了する3年次の4人に、公演に
対する想いを聞きました。
その4 演出家デイヴィッド・エドワーズ氏に聞く(3月1日更新)
今回公演の演出家であるエドワーズ氏に、作品について聞きました。
新国立劇場オペラ研修生に、ぜひご期待ください。
国際的に活躍する指揮者、演出家のもと、第一線で活躍する修了生、ゲスト歌手とともに作り上げる、本格的なオペラです。若いオペラ歌手の力演・熱演にご期待ください!
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【あらすじ】
外套 Il Tabarro
セーヌ川に浮かぶ伝馬船の船長ミケーレにはジョルジェッタという年の離れた若い妻がいました。しかし、ジョルジェッタは若い荷役人夫ルイージと恋仲で、今夜もマッチの火を合図に逢引の約束をしています。
夜になり、甲板でパイプを吸うミケーレ。ルイージは、ミケーレがパイプを吸うために付けたマッチの火を合図と勘違いし、船に忍び込んでしまうのでした。
ジャンニ・スキッキ Gianni Schicchi
フィレンツェの大金持ちブオーゾ・ドナティが死んだことから騒ぎが始まります。ブオーゾの死を大げさに嘆き悲しんでいた親類たちも、巨額な遺産がすべて修道院に寄付されるという噂を知ると、遺言書が公証人の手に渡る前にどうにかしようと必死に画策します。
そこに呼ばれたのがジャンニ・スキッキ。とっておきの計画を立てるのですが・・・。