Great writers and Great literature
〜文豪の傑作をうたう〜
オペラ研修所は、プロフェッショナルなオペラ歌手を目指している人の研修機関として
平成10年4月に開設されました。世界中から集まる経験豊富な講師の下、
約20倍という狭き門を突破した才能豊かな15人の歌手たちが、明日のスターを
目指して日々研修に励んでいます。
その成果の一端を披露するべく、「11月シーンズリサイタル(試演会)」を実施します。
研修生にとりましては、実際的な体験を積む得難い機会であるこの舞台を
ご覧いただければ幸いです。
シーンズリサイタル(試演会)では、様々なオペラから、アリア・重唱を中心とした
シーンを抜き出し、オムニバス形式で上演します。国際的に活躍する指揮者・演出家を
招いて指導をいただき、ピアノ伴奏ではありますが、本格的な舞台を作り上げます。
今回のテーマは「Great writers and Great literature〜文豪の傑作をうたう〜」。
世界の文学史に名を残す文豪にまつわる、文学と関係の深いオペラから、
芸術の秋にふさわしい選りすぐりの名場面をお贈りします。
将来のスターの熱演に、どうぞご期待ください。
演奏曲目
ラフマニノフ「フランチェスカ・ダ・リミニ」第2場より
ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)
フォン・スッペ「ボッカッチョ」第3幕より
ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313-1375)
マスネ「ドン・キショット」第2幕 全曲
ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)
トマ「ハムレット」第3幕より
ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)
マスネ「マノン」第2幕 全曲
アベ・プレヴォー(1697-1763)
ボーイト「メフィストーフェレ」第3幕より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)
ヴェルディ「ドン・カルロス」(フランス語版) 第4幕 第2場
フリードリヒ・フォン・シラー(1759-1805)
チャイコフスキー「エウゲニ・オネーギン」第3幕 第2場
アレクサンドル・プーシキン(1799-1837)
ブリテン「ビリー・バッド」第2幕 第2場より
ハーマン・メルヴィル(1819-1891)
ヴァイル「マハゴニー市の興亡」第1幕より
ベルトルト・ブレヒト(1898-1956)
*都合により、内容・出演者などを変更させていただく場合があります。
ご了承ください。