G.プッチーニの名作オペラが関西の鑑賞教室に登場!
新国立劇場では、高校生のみなさんにオペラの素晴らしさをお伝えするため、毎年オペラ鑑賞教室を開催しています。関西地区では初めてとなるオペラ鑑賞教室をアルカイックホール(兵庫県尼崎市)で開催します。演目は東京でも人気が高かったプッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」。東京で上演された本公演と同じ衣装・装置を用い、全幕を原語・字幕付きで上演します。名曲に溢れ、世界中のオペラハウスで不動の人気を誇るイタリア・オペラでぜひオペラ・デビューを飾って下さい。
明治の長崎。アメリカ海軍士官ピンカートンは、15歳の蝶々さんを軽い気持ちで現地妻とし、盛大な結婚式を挙げる。やがてピンカートンは祖国へ帰国。音信不通になっても、蝶々さんは「ある晴れた日にきっと帰ってくる」と信じ、女中のスズキと夫の帰国後に誕生した子どもと共に、ピンカートンの帰りを待ち続けている。しかし彼はアメリカで『本当の』結婚をし、妻ケートを連れて再び日本に寄港する。見知らぬアメリカ人女性の姿にすべてを悟った蝶々さんは、父の形見の短刀で自ら命を絶つ。