新国立劇場 開場20周年記念 2017/2018シーズン
オペラ「愛の妙薬」/ガエターノ・ドニゼッティ
L'elisir d'amore / Gaetano DONIZETTI
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
嘘の薬とまことの恋。幸せな気持ちになれるベルカント・オペラの名作!
村一番の美人アディーナと、彼女に恋する不器用な青年ネモリーノが偽の惚れ薬"愛の妙薬"によって結ばれるピュアなロマンティック・コメディ。ドニゼッティの代表作で、楽しいストーリーの中に時折流れる哀愁漂う美しいメロディーが心に響きます。ネモリーノのアリア「人知れぬ涙」は、テノール屈指の名曲。チェーザレ・リエヴィによるプロダクションは、9メートルもある本や実物大の小型飛行機が登場する、遊び心に満ちたカラフルで美しい舞台です。春のオペラデビューにもおすすめの公演です。
世界的に脚光を浴びるテノール、ピルグの美声に酔いしれる
注目のネモリーノ役を歌うのは、「パヴァロッティの後継者」と名高いサイミール・ピルグです。甘い美声で、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場などで大活躍のリリック・テノールが新国立劇場に初登場します。アディーナ役には、今イタリアで最も注目を集める新進ソプラノ、ルクレツィア・ドレイを迎えました。ベルコーレは、歌唱力のみならず演技力にも定評がある大沼徹、ドゥルカマーラは前回公演でのコミカルな演唱が好評を博したレナート・ジローラミです。指揮はフレデリック・シャスランが務めます。
ニュース
- 『愛の妙薬』ネモリーノ役 サイミール・ピルグ インタビュー
- 2017/2018シーズン オペラ ラインアップを発表しました。
動画
『愛の妙薬』2018年3月14日公演より「人知れぬ涙」(サイミール・ピルグ)
ダイジェスト映像
公演日程・チケット
公演日程
- 2018年3月14日(水)19:00 オペラパレス
- 2018年3月16日(金)14:00 オペラパレス
- 2018年3月18日(日)14:00 オペラパレス
- 2018年3月21日(水・祝)14:00 オペラパレス
- 予定上演時間:約2時間35分(休憩含む)
- *大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。
- *開場は開演の45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
- ...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
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料金(税込) | 23,760円 | 19,440円 | 12,960円 | 7,560円 | 4,320円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,620円
今すぐチケットを購入する
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03-5352-9999
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2017/2018シーズン オペラ セット券
1月20日(金)10:00発売!
前売り開始日
会員先行販売期間: 2017年10月29日(日)10:00~11月8日(水)
一般発売日: 2017年11月12日(日)10:00
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指 揮
- フレデリック・シャスラン
- 演 出
- チェーザレ・リエヴィ
- 美 術
- ルイジ・ペーレゴ
- 衣 裳
- マリーナ・ルクサルド
- 照 明
- 立田雄士
- 再演演出
- 澤田康子
- 舞台監督
- 髙橋尚史
-
(指 揮)
フレデリック・
シャスラン
-
(演 出)
チェーザレ・
リエヴィ
キャスト
- アディーナ
- ルクレツィア・ドレイ
- ネモリーノ
- サイミール・ピルグ
- ベルコーレ
- 大沼徹
- ドゥルカマーラ
- レナート・ジローラミ
- ジャンネッタ
- 吉原圭子
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
-
(アディーナ)
ルクレツィア・
ドレイ
-
(ネモリーノ)
サイミール・
ピルグ -
(ベルコーレ)
大沼徹
-
(ドゥルカマーラ)
レナート・
ジローラミ -
(ジャンネッタ)
吉原圭子
プロフィール
- 【指揮】フレデリック・シャスラン(Frédéric CHASLIN)
- パリ生まれ。ダニエル・バレンボイム、ピエール・ブーレーズのアシスタントを務める。91年~94年ルーアンの歌劇場及び交響楽団音楽監督、05年~06年マンハイム州立歌劇場音楽総監督、10年~12年サンタフェ・オペラの音楽監督を務め、現在はエルサレム交響楽団の音楽監督。これまでにメトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、パリ・オペラ座など世界一流の歌劇場とオーケストラで活躍しており、特にウィーン国立歌劇場では1997年以降200を超える公演を指揮している。今シーズンはザクセン州立歌劇場『ホフマン物語』、ウィーン国立歌劇場『愛の妙薬』『ファウスト』、ボローニャ歌劇場『アイーダ』などを指揮している。新国立劇場には09年『トスカ』、10年『アンドレア・シェニエ』、13年『ホフマン物語』に続く4度目の登場。作曲家、ピアニスト、文筆家としても活躍している。
- 【演出】チェーザレ・リエヴィ(Cesare LIEVI)
- イタリアのブレシア・ガルニャーノ生まれ。イタリア、ドイツ、オーストリアで80年代に舞台演出家として成功を収める。オペラの分野では90年代よりミラノ・スカラ座でシーズン・オープニングの『パルジファル』、ウィーン国立歌劇場『ジェズアルド』、メトロポリタン歌劇場『チェネレントラ』、ベルリン州立歌劇場『マノン』、モデナ市立劇場『ピーター・グライムズ』、カターニャ・ベッリーニ劇場『ラインの黄金』『ワルキューレ』などを手がけている。チューリヒ歌劇場には継続的に招かれ、『妖精ヴィッリ』『道化師』『シチリア島の夕べの祈り』『ジュリアス・シーザー』『アルジェのイタリア女』など数多くの作品を発表している。最近ではサンパウロ歌劇場『マノン・レスコー』、クラーゲンフルト歌劇場『カルメン』、モンテカルロ歌劇場『ワリー』、パルマ・ヴェルディ音楽祭『ドン・カルロ』などの新演出を手がけている。新国立劇場では『愛の妙薬』を演出。
プロフィール
- 【アディーナ】ルクレツィア・ドレイ(Lucrezia DREI)
- イタリア、ミラノ生まれ。若干13歳でミラノ・スカラ座にアンドリュー・デイヴィス指揮『利口な女狐の物語』でデビュー、その後多くのコンクールで優勝した。2016年にはゼッダ指導のもとペーザロ・ロッシーニ音楽祭に『ランスへの旅』コリンナでデビュー。その他トリエステ・ヴェルディ劇場、ローマ歌劇場、ボローニャ歌劇場、トゥルーズ・キャピトル劇場など各地での出演が続いている。レパートリーにはヴェルディ『リゴレット』ジルダ、『椿姫』タイトルロール、『仮面舞踏会』オスカル、モーツァルト『フィガロの結婚』スザンナ、ドニゼッティ『ドン・パスクアーレ』ノリーナなどがある。今イタリアで最も注目を集める新進ソプラノである。新国立劇場初登場。
- 【ネモリーノ】サイミール・ピルグ(Saimir PIRGU)
- アルバニア出身。イタリアでパヴァロッティのもとで学び、22歳でアバドに『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランドに抜擢されフェラーラ歌劇場に出演、2004年ザルツブルク音楽祭に同役でデビュー、同音楽祭の主要な役での最年少出演を果たす。05年にウィーン国立歌劇場、ハンブルク歌劇場、06年ボローニャ歌劇場、チューリヒ歌劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル、07年ナポリ・サンカルロ歌劇場、ベルリン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラにデビュー。これまでにメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ヴェローナ音楽祭などに出演。最近の出演に、英国ロイヤルオペラとウィーン国立歌劇場で『リゴレット』マントヴァ公爵、メトロポリタン歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ヴェローナ音楽祭『椿姫』アルフレード、ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ『愛の妙薬』ネモリーノ、英国ロイヤルオペラのシマノフスキ『ロジェ王』羊飼い、バルセロナ・リセウ大劇場『ラ・ボエーム』ロドルフォと『マクベス』マクダフなどがある。今後の主な予定にウィーン国立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、ナポリ・サンカルロ歌劇場『ルチア』エドガルド、ネザーランドオペラ『リゴレット』マントヴァ公爵などがある。新国立劇場初登場。
- 【ベルコーレ】大沼 徹(ONUMA Toru)
- 東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業、同大学大学院修了。二期会オペラ研修所第51期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞及び川崎静子賞受賞。10年秋よりドイツ・マイセンへ留学。09年第14回日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門第1位。第21回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。オペラでは『ヘンゼルとグレーテル』ペーター、東京二期会『サロメ』ヨハナーン、『オテロ』イアーゴ、『魔笛』パパゲーノ、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナールなどに出演。新国立劇場では『サロメ』2人のナザレ人1とカッパドキア人、『沈黙』ヴァリニャーノ、『魔笛』弁者、『トスカ』アンジェロッティ、鑑賞教室『蝶々夫人』シャープレスに出演。二期会会員。
- 【ドゥルカマーラ】レナート・ジローラミ(Renato GIROLAMI)
- イタリア、ウンブリア州出身。ローマ、ミュンヘンで学び、パッサウとザルツブルクで活動をスタート。96年までウィーン国立歌劇場専属歌手として『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『フィガロの結婚』フィガロ、『愛の妙薬』ベルコーレとドゥルカマーラ、『アルジェのイタリア女』タッデオ、『ラ・ボエーム』ショナール、『蝶々夫人』シャープレスなどに出演。その後フリーとなり、ミラノ・スカラ座、フェニーチェ歌劇場、ザルツブルク音楽祭、リセウ大劇場、バイエルン州立歌劇場などに『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、『運命の力』メリトーネ、『愛の妙薬』ドゥルカマーラなどで出演。最近の出演にザクセン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場『セビリアの理髪師』バルトロ、ベルリン州立歌劇場『愛の妙薬』ドゥルカマーラ、ウィーン国立歌劇場『チェネレントラ』ドン・マニフィコなどがある。今後の予定に、グラインドボーン音楽祭『ドン・パスクワーレ』タイトルロール、ハンブルク州立歌劇場、チューリヒ歌劇場『セビリアの理髪師』バルトロ、ノルウェー国立オペラ『チェネレントラ』ドン・マニフィコ、チューリヒ歌劇場『愛の妙薬』ドゥルカマーラなどがある。新国立劇場には2013年『愛の妙薬』でもドゥルカマーラに出演した。
ものがたり
【第1幕】村人たちが集い、農場主の娘アディーナが本を読む。ネモリーノは彼女に恋している。軍曹ベルコーレが兵隊と共に登場、アディーナに目を留める。ネモリーノも彼女を呼び止めるがつれなくされる。偽医者のドゥルカマーラがネモリーノに「愛の妙薬」と偽ってワインを売りつけ、一日後に効き目が出ると騙す。軍曹に出発命令が届き、アディーナに「今日中に結婚しよう」と告げる。それでは妙薬が効かないと焦ったネモリーノはもう一日待ってくれと頼んで笑い者になる。アディーナは宴に皆を招き、ネモリーノはひとり偽医者の助けを求めて叫ぶ。
【第2 幕】アディーナと軍曹の結婚祝いの席。アディーナは姿の見えないネモリーノを気にする。ネモリーノは妙薬をまた買う金を求めて、ベルコーレに入隊を志願する。娘たちが「ネモリーノが親戚の莫大な遺産を相続した」と噂する。やってきたネモリーノを娘たちが急に持ち上げるので、彼は薬の効き目を実感する。アディーナはネモリーノが妙薬のために入隊を志願したと聞きほろりとする。彼女の涙を目にしたネモリーノは、名アリア〈人知れぬ涙〉で彼女の心のうちを悟ったと歌う。アディーナは、ベルコーレから買い戻した入隊契約書をネモリーノに差し出すが、彼は「愛してもらえないのなら兵隊になって死にたい」と叫ぶ。二人は本心を告げあう。ベルコーレが登場、潔くアディーナを諦める。村を去るドゥルカマーラを、一同がにぎやかに見送る。
チケット購入・割引等のご案内
割引等のご案内
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
- 高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、チケットぴあ一部店舗のみ取扱。要年齢証明書または学生証。
- ジュニア割引(中学生以下):20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。入場時年齢確認あり。
- 当日学生割引:50%割引
- 公演当日10:00より残席がある場合のみボックスオフィス窓口、チケットぴあ一部店舗で取扱。要学生証。
- 障害者割引:20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
Z席の購入方法
- Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
- Z席(各日42席)とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません。各日4席)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびコンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK・サンクスに限る)の端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
グループでのお申し込み
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
チケット購入時の注意
- 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
- 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
チケット取り扱い
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-
03-5352-9999
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- チケットぴあ
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0570-02-9999
WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)
【Pコード:321-499】
- イープラス
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- ローソンチケット
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0570-000-407(オペレーター受付)
0570-084-003(Lコード:39196)
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