開場は開演の45分前です。
*11日(日)は託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
伝統と前衛が語りかけるもの
――ダンステアトロンNo.15は、人間の根源的なものや、自然などとのかかわりに、「舞う」というところからその発展である前衛コンテンポラリーダンスまでを一堂に見せることで、揺らいで見えてくる人間の過去、現在、未来を浮かび上がらせる新企画。大鼓という伝統打楽器を通じて日本文化の素晴らしさを世界に発信している大倉正之助を構成・演出に迎え、様々なアーティストとのコラボレーションによる斬新で創造性あふれる舞台が中劇場に現れます。
前衛の最前線は、逆に根源的な要素と結びつきます。前衛の試みは伝統の一番根っこのようなものが前衛の中になければ、生命力が立ち上がってこないのでしょう。逆に伝統とは革新の連続です。しかし、現代では伝統本来の意味が形骸化されつつあります。この作品では、伝統の中で形骸化された根源的なもの、人間の存在、意義、力、可能性、意思、祈り、信仰など、人間の一番もとにあるものを表現したいと思います。作品では、「万物の生成」という始まりがあり、「地球の人間達による混沌」が起こり、「再生と調和」が生まれるという序・破・急の構成をとります。伝統と前衛の境をどんどん越えていき、混沌の中から掘り下げることで、新しいものが見えてきます。共演者とがっぷり組み合い、自分の土台を見つめ直しながら、新しいものを生み出そうと考えています。
大倉正之助
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