新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート2020」が初日を迎えました
11月7日(土)、新国立劇場中劇場にて新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート2020」が初日を迎えました。
〈公演は明日8日(日)まで〉
新国立劇場バレエ研修所には、現在、第16期生(2019年入所)7名、17期生(2020年入所)6名、予科生6名の計19名が在籍し、プロのダンサーを目指し日々研鑽を積んでいます。
2001年の開所以来、計15期93名が修了し、新国立劇場バレエ団をはじめとするバレエ界の第一線でダンサーや振付家として目覚ましい活躍をしております。
今回の公演では、通常とは全く異なる状況下で、6月から本格的に開始された毎日のレッスンに加え、9月の新国立劇場研修所公演「ヤングアーティスト オペラ&バレエ ガラ」、10、11月の新国立劇場バレエ団開幕公演『ドン・キホーテ』での舞台実習など、舞台上で得た経験を存分に活かし成長した姿をお見せしました。
第1部では『ラ・シルフィード』第2幕のほか、『シェへラザード』や元ボリショイ劇場バレエの芸術監督・ボリス・アキモフ振付の『ボーイズ・アンシェヌマン』、続いて新国立劇場バレエ団・貝川鐵夫振付のコンテンポラリー・ダンス作品『ロマンス』が上演されました。
第2部は9月のガラ公演でも上演し好評を博した『パキータ』グラン・パ・クラシックで華やかに公演を締めくくりました。
この公演では古典作品のみならず現代作品にも果敢に取り組み、テクニックの鍛錬、表現力を含めた高い目標を掲げて日々レッスンに励んだ成果を披露しました。
第1部の途中で研修生たちの日々の様子をレポートした映像も上映されました。
終演後客席からは温かい拍手が出演者たちに贈られました。
本公演を経て来年3月、第16期生にとって修了公演である「エトワールへの道程2021 新国立劇場バレエ研修所の成果」を迎えます。(2021年3月20日(土)・21日(日) 両日とも15:00開演)
詳細はウェブサイトにて後日発表いたします。どうぞお楽しみに。