10回目を迎える「バレエ・アステラス 2019」 出演ダンサーからメッセージが届きました①

「バレエ･アステラス 2019」の開催まで約１ヶ月となりました。

今回出演予定の公募によって選ばれた海外で活躍する日本人バレエダンサーの方々から、公演に向けてメッセージが寄せられましたのでご紹介します。

今回は5組のペアをご紹介します。

海外で活躍する日本人バレエダンサーとパートナー

石崎双葉 with ダービット・モルナー(ハンガリー国立バレエ団)

～メッセージ～
「バレエ・アステラス」10周年おめでとうございます。この度、日本で踊る機会を持つ事ができて大変嬉しく有難く思っています。私の大好きな２つの作品を2日間に分けて踊らせていただきます。

初めてジョヴァンニ・ディ・パルマ振付の『ロメオとジュリエット』に出会った時、これは自分が探していたものだと思いました。彼のバージョンは沢山の複雑なリフトがあり最初は苦労しましたが、ひとつひとつのリフトや振り付けが形では無く、滑らかな動きとなっています。パートナーとの動きと感情が一致した瞬間に感動をもたらす美しい振り付けだと思います。

ウヴェ・ショルツ振付の『天地創造』は世界の創造を物語っているとても考えられた作品です。短いパ・ド・ドゥではありますが、ウヴェの世界をより身近に感じてもらえるとうれしいです。

今回、振付指導をしてくださったジョヴァンニ・ディ・パルマと木村規予香さんにとても感謝しております。

（石崎双葉）

影山茉以 with マルコ・エスポジト（ポーランド国立歌劇場バレエ団）

～メッセージ～
第10回の節目を迎える「バレエ・アステラス2019」に、2017年に引き続き、出演する機会を頂けて大変光栄に思っております。また、今回は上演演目の『Notre Chopin』でピアニストの金子三勇士さんとの共演、そして他の素晴らしいダンサー達との共演が今からとても楽しみです。

8月 3日、4日、是非 沢山の方に新国立劇場へ足を運んで頂けたら嬉しいです。（影山茉以）

菊地桃花 with パブロ・オクタビオ (カールスルーエ州立バレエ団）

～メッセージ～
16歳で日本を離れドイツに住み8年が経ちました。ドイツ語も英語も喋れず、右も左も分からなかった私が、今こうして踊りを続けられているのは、家族、先生をはじめ、たくさんの方々に支えられ、応援いただいているおかげです。

ドイツではクラシックバレエ以外の動きに触れられる機会が常にあります。最初は戸惑い、恥ずかしく、分からないことが悔しくもありましたが、一歩踏み出してみれば、踊りに正解はなく、こんなにも身体で表現することが楽しいことと知ることが出来ました。

今回は、クラッシックとネオクラシック両方踊れること、大変嬉しく思います。誰かに何かを伝えられるダンサーになりたい。感謝の気持ち、踊れる幸せ、今の全てを出し切ります。どうぞよろしくお願い致します。 （菊地桃花）

高森美結 ＆ 森本亮介（ハンガリー国立バレエ団）

～メッセージ～
この度「バレエ・アステラス」に出演させていただけることを大変嬉しく思っています。

今回踊らせていただく『ダイアナとアクィテオン』のパ・ド・ドゥは私の大好きな作品の１つです。観に来てくださるお客様の心に届く踊りができるよう頑張ります！（高森美結）

私、森本亮介は現在ハンガリー国立バレエ団にてデミソリストとして活躍中です。

総団員数約130人の中、ここ最近ではエチュード、バフチサライ、フォーサイスなどの作品で主役を任せてもらい、今現在ハンガリー国立の若手の中では一番勢いのあるダンサーと自負しております。

今回このアステラスでは自分の踊りを日本のバレエファンの方々に見て頂ける事、大変嬉しく思います。 今から楽しみです。（森本亮介）

直塚美穂 with アリシェイ・カリヴァイ（国立モスクワ音楽劇場バレエ）

～メッセージ～
今回、バレエ・アステラス10回記念公演に参加させていただけることになり光栄です。

海外で活躍されている方々と共演できること、そして日本で踊るのは久しぶりなのでとても楽しみにしています。

これまで沢山の公演に出演しましたが、やはり日本の舞台は特別な感じがあります。多くの方に観に来ていただけたら嬉しいです。（直塚美穂）

メッセージから、舞台への熱い思いや、アステラス出演の意気込みがうかがえます。どうぞご期待ください。

次回の紹介もお楽しみに！

◎「バレエ・アステラス 2019」の公演情報は こちら

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