バレエ研修所のクラスの様子をご紹介します
6月になり、今年4月に入所した新入所生たちも少しずつ研修所に慣れ、日々の研修に励んでいます。
ここで、バレエ研修所のクラスの様子を写真とともにご紹介します。
【ヒストリカル・ダンス】(木賀真佐子先生)
ヒストリカル・ダンスは、クラシック・バレエ作品で極めて重要とされる身のこなしや所作を学ぶレッスンです。
手の組み方や腕の角度に注意し、基本のステップを練習します。足は、甲を見せるように意識しながら踊ります。
そして2人組になり、舞踏会の踊りをパートナーと会話も楽しみながら、円を描くように踊りました。
【クラシカル・バレエ ボーイズ・クラス】
今年度は、研修所に新たに3名の男子が入所し、研修所全体で4名の男子が在籍しています。男性ならではの踊りを学ぶため、ボーイズクラスを設置しました。
この日は、特別講師の法村牧緒先生によるボーイズクラスを実施しました。
法村先生はワガノワメソッドに基づいた、足や手の基本の動きを丁寧に説明しながらレッスンを進めてくださいました。男子研修生たちはこの機会を有意義にするべく、必死に取り組んでいました。
(法村先生はご自身のバレエ団を主催されるほか日本バレエ協会・当財団等にて理事を務めておられます。)
【歌唱】(伊藤和美先生)
普段、声を発することのないバレエですが、表現力を養うために、歌唱のクラスを昨年度より取り入れています。
前回「R」や「B」などいろいろな発音をしっかり練習しました。今回は、まずウォーミングアップとして早口言葉のようなフレーズをピアノに合わせて繰り返します。
次に、前回から練習している曲について、歌詞をホワイトボードに書き写し、歌詞のイメージを身振り手振りで表現しながら歌います。ダンサーとして、イメージを体で表現することを学びました。
このほか、15期生は舞台実習として、6月15日(土)に開幕する新国立劇場バレエ団公演の『アラジン』に出演します。実際の舞台に立ち、お客様にご覧いただくことは研修生にとって貴重な体験となります。
研修生の活躍にもご注目ください。
研修生たちは、プロのバレエダンサーを目指し、日々研修に励んでいます。
今後の成長にご期待ください。