研修所ニュース

バレエ研修所第14期生がワガノワ・バレエ・アカデミーでの海外研修から帰国しました!


第14期生は、「ANAスカラシップ」により、11月22日(木)~12月11日(火)の3週間、ロシアの名門A.Y.ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー(ワガノワ・バレエ・アカデミー)で研修を行いました。

「ANAスカラシップ」についてはこちら

 


14期生たちは、バレエ研修所の普段のスタジオから離れ、ワガノワ・バレエ・アカデミーの寮で生活をしながら、ワガノワのアカデミー生と同じ授業に参加しました。
カリキュラムは、一人一人に合った内容で組まれ、ワガノワの一流の講師陣のもと、クラシカル、キャラクター・ダンス、俳優術(演劇・マイム)など、さまざまな授業を受講し、そのほかアカデミーの『くるみ割り人形』の公演リハーサルなども見学しました。休日には、マリインスキー劇場の『くるみ割り人形』『海賊』を鑑賞し、エルミタージュ美術館や博物館を見学するなど、ロシアの歴史や文化・芸術に直接触れることができました。

アカデミー入口にて
クラス風景  

             

 

研修生たちは、最初は慣れない環境で苦労していたようですが、帰国後の報告会では、「すべての稽古場の床が斜めだったので最初は大変だったが、しだいに斜めの床にも体が慣れて大丈夫になった。」「ロシア語は解らないが、研修最後の方では先生が何を伝えようとしているのかは何となく解るようになった」「クラスメイトが誇りをもって、自分自身を追い込んでいく姿に大変刺激された」など自分の体験を語り、3週間の海外研修を経て少し成長した姿が見られました。

 

実際にロシアに赴き学んだことは、何ものにも代えがたい貴重な財産となるに違いありません。研修生たちは、現地での研修で得られた多くの体験を、今後の成長の糧として、さらに研鑽を積んでいくことでしょう。

 


エルミタージュ美術館にて
アカデミーの博物館にて修了証をいただきました