ロシア公演報告

ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー創立280周年記念ガラ・コンサートが無事終了し、研修所一行は6月22日に帰国しました。
新国立劇場バレエ研修所は、公演の第2部「世界の主要バレエ学校からの祝辞」の最後に『シンフォニエッタ』を上演し、ボリショイ劇場と国立クレムリン宮殿の大舞台で、バレエ研修所らしいシンフォニックバレエを披露しました。
帰国後、新国立劇場理事長や理事を前にロシア公演の報告をし、研修生たちは、「ボリショイ劇場のような豪華な舞台に負けない存在感のあるダンサーになれるよう努力していきたい」、「ロシアのお客様は決まったところで拍手をするのではなく、自分が感動したところで拍手をしてくれる。踊り手が表現したことが伝わって舞台と観客が一体となったように感じた。」
など、今回の公演で感じたことや、この経験を経ての今後の目標などをそれぞれ語りました。
ワガノワのアカデミーや、各国バレエ学校もそれぞれの特色を生かしたすばらしい踊りで、研修生にとっても良い刺激となりました。また、わずかな時間でしたが、クレムリンを見学し、ロシアの歴史や文化を肌で感じることができ、今回の貴重な経験が、今後バレエをしていくうえでの一つの糧となっていくものと思います。
クレムリン 入口にて




公演の様子は、ロシアのニュース番組(Russia 24 Vesti)でも報道されました。
リンクはこちら
(公演に関するニュースは13:17頃から)
ボリショイ劇場の公演も配信されました。
リンクはこちら
(新国立劇場バレエ研修所は1:09:47頃から)
「バレエ等舞台芸術による若手芸術家国際文化交流事業」
*本公演におけるバレエ研修生参加は文化庁主催事業として行われます。
*本事業は「ロシアにおける日本年」に認定されています。
「ロシアにおける日本年」の概要はこちら