研修所ニュース

バレエ研修所 ボリショイバレエ学校240周年記念国際バレエ学校フェスティバルに出演しました


 新国立劇場バレエ研修所は、2013年11月6日・7日にロシア・モスクワの国立クレムリン宮殿で開催された、ボリショイバレエ学校240周年記念国際バレエ学校フェスティバルに出演いたしました。

 ロシアの名門ボリショイバレエ学校(モスクワ国立舞踊アカデミー)の創立240周年を記念するこのフェスティバルには、モスクワ国立舞踊アカデミーをはじめ、ローマ歌劇場舞踊学校(イタリア)、アメリカン・バレエ・シアター付属ジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクール(アメリカ)、カルメン・アマヤ舞踊学院(スペイン)、ハンブルク・バレエ学校(ドイツ)、ミラノ・スカラ座バレエ学校(イタリア)、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー(ロシア)と、世界各地からバレエ学校が出演し、各校の特長を活かした作品を披露しました。

 公演2日目の第2部には、アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボーなどのスターダンサーが出演し、華を添えました。

 

 新国立劇場バレエ研修所は、牧阿佐美所長振付、芥川也寸志の音楽による「トリプティーク~青春三章~」を上演しました。

 「音楽、振付も美しく、日本人ダンサーの踊りの中にあるクラシックバレエの基礎の確かさに加え、ピュアで可憐な妖精のようだ」と評されました。

 研修生たちは、慣れない気候や環境の中で、モスクワ国立舞踊アカデミーのリハーサル室や劇場舞台の傾斜床に戸惑ったりしながらも、持ち前の集中力で舞台を務め、盛大な拍手を受けました。
 また、ロシア・バレエの伝統を肌で感じ、同世代の才能あるダンサーたちと共にロシアの指導者からクラスレッスンを受けたり、交流を深めたりする中で、大いに刺激を受けました。
 約6000名収容の国立クレムリン宮殿という最高の舞台での、世界の伝統あるバレエ学校や世界で活躍するスターダンサーとの共演は、研修生たちにとって今後ダンサーとして成長していくための貴重な経験となりました。
今後ともバレエ研修所は更なる発展を目指して尽力して参りますので、皆様の温かいご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。
 
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舞台稽古の様子
 
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終演後舞台上にて記念撮影
 
国立クレムリン宮殿のホームページやfacebookにも、フェスティバルの舞台写真が掲載されています。http://kremlinpalace.org/events/view/4595/