
2014/2015シーズン
バレエ「ラ・バヤデール」
La Bayadère
オペラパレス
2000年11月当時、牧阿佐美舞踊芸術監督の改訂振付第1作として新制作された『ラ・バヤデール』は、古典バレエの様式美を存分に堪能できる演出、スピード感あふれるスペクタクルな舞台展開、豪華でオリエンタルな深い色彩の舞台美術によって、既成の版にはない斬新さで、大成功をおさめました。
当プロダクションの特徴は随所にあります。例えば、影の王国での精霊の踊りでは、スロープをゆっくりと舞い降りる精霊たちの姿が圧巻。また、物語の最後では寺院が轟音とともに崩壊し、その廃墟の中をニキヤとソロルが共に天上へと昇って行くシーンも息を呑むような美しさです。なお、この終幕場面の音楽は、バレエ界の名指揮者・名編曲者で知られた故ジョン・ランチベリーが、特別に新国立劇場版のために編曲しています。登場人物が織り成すドラマも『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』といった古典作品にない魅力があります。寺院に仕える舞姫ニキヤは清楚で内に秘めた強さを持っています。恋人で王に仕える騎士ソロル、ソロルを慕う王の娘ガムザッティのニキヤとの確執、ニキヤに心を寄せる大僧正など、こうした複雑な人間ドラマを演ずるそれぞれのキャストを楽しみに公演に足を運ぶお客様も多い作品です。
動画・舞台写真
「ラ・バヤデール」「ホフマン物語」予告映像、アダム・クーパーインタビュー
過去の舞台写真
公演日程・チケット
公演日程
- 2015年2月17日(火)7:00 オペラパレス
- 2015年2月19日(木)2:00 オペラパレス
- 2015年2月21日(土)2:00 オペラパレス
- 2015年2月22日(日)2:00 オペラパレス
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- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
- 2月21日(土)公演終了後に、大原舞踊芸術監督による2015/2016シーズン演目説明会がございます。くわしくはこちら
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上演予定時間:約2時間45分(第Ⅰ幕40分 休憩25分 第Ⅱ幕35分 休憩25分 第Ⅲ幕40分)
※時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(2月16日更新) - 開場は開演の45分前です。
- 開演後のご入場は制限させていただきます。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
10,800円 | 8,640円 | 6,480円 | 4,320円 | 3,240円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
◯Z席(税込1,620円)の購入方法はこちら
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03-5352-9999
前売り開始日
会員先行販売期間:2014年10月18日(土)~10月28日(火)
一般発売日:2014年11月1日(土)
2014/2015シーズンセット券:2014年1月20日(月)申し込み開始。詳しくはこちらをクリック!
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 音楽
- レオン・ミンクス
- 編曲
- ジョン・ランチベリー
- 振付
- マリウス・プティパ
- 演出・改訂振付
- 牧 阿佐美
- 指揮
- アレクセイ・バクラン
- 管弦楽
- 東京交響楽団
-
(指揮)
アレクセイ・バクラン
-
(演出・改訂振付)
牧 阿佐美
プロフィール
- 【指揮】アレクセイ・バクラン(Alexei Baklan)
- 1987年、キエフ国立音楽院を卒業後、ウクライナ国立歌劇場にて指揮者を務める。95年、キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場首席指揮者に就任。ウクライナ芸術功労活動家の称号を授与される。ウクライナ国立歌劇場では『マーメイド』『コッペリア』『ウィンナー・ワルツ』『海賊』、また、キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場では『リゴレット』『ロメオとジュリエット』『ラ・バヤデール』『ジゼル』『白鳥の湖』『不死身のカシェイ』(リムスキー=コルサコフ)、『森の詩』(スコルリスキー)などのオペラ、バレエに指揮者・音楽監督として参加。交響曲ではベートーヴェン『交響曲第9番』、ロッシーニ『スターバト・マーテル』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』などを手がける。2003、06年にはメキシコで、マリインスキー劇場、ボリショイ劇場、ウクライナ国立歌劇場、アメリカン・バレエ・シアター、ニューヨーク・シティ・バレエ、シュトゥットガルト・バレエなどで活躍する世界のバレエ界のスターたちを集めて行なわれたガラ・コンサート《バレエティッシモ》で指揮を務めた。06年には4度にわたりザグレブ国立歌劇場に招かれたほか、メキシコシティ国立バレエ団に度々招かれ、『ロメオとジュリエット』などの指揮を務める。また、ウクライナ国立歌劇場のドイツ、フランス、スペイン、スロベニア、ポルトガル、韓国、南アフリカ、メキシコ公演、およびキエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場イギリス公演(05、06、07年)に参加。キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場首席指揮者およびウクライナ国立歌劇場指揮者。新国立劇場バレエ団では08、11年『ラ・バヤデール』、09 、10、12年『白鳥の湖』、10、13年『ドン・キホーテ』で指揮を務めている。
- 【演出・改訂振付】牧 阿佐美(Maki Asami)
- 日本バレエ界の草分けの一人、橘秋子の長女として生まれる。4歳で初舞台を踏み、20歳の時に米国に留学、A.ダニロワ、I.シュヴェッツオフに師事。その後、橘バレエ団を基礎に、橘秋子と共に牧阿佐美バレヱ団を設立し、プリマ・バレリーナとして数々の作品に主演。昭和35年には、日本で初めて外国人ダンサーを相手役に全幕バレエ『コッペリア』を踊り、絶賛を浴びる。橘秋子の没後はその遺志を継いで舞台を退き、牧阿佐美バレヱ団主宰者、橘バレエ学校校長となり、その卓抜した指導力で、日本を代表する舞踊手を数多く世に送りだす。また振付家としても活躍する一方、海外より多数の著名な指導者や振付家を招き、国際共同による質の高い舞台制作を手がけている。ニムラ賞、芸術選奨文部大臣賞、東京新聞舞踊芸術賞、舞踊批評家協会賞、橘秋子賞特別賞を受賞。平成8(1996)年秋には、多年にわたり数多くの作品を振り付け、発表し続けた功績により紫綬褒章を受章。2004年2月フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受ける。08 年5月には日本人として初めてブノワ賞の審査にあたった。08 年に平成20年度の文化功労者に選ばれた。振付家としての主な経歴は、1965年『火の鳥』、67年『眠れる森の美女』をイゴール・シュヴェッツオフと共同振付して主役を踊り、衣裳デザインも自ら手がけて上演した。68年には振付家として本格的にデビューし、黛敏郎作曲『ブガク』、芥川也寸志作曲『トゥリプティーク』、團伊玖磨作曲の『シルクロード』を振付して注目された。最近では95 年に『ロメオとジュリエット』、98 年に『椿姫』をアザーリ・プリセツキーと共同振付して絶賛を浴びた。新国立劇場バレエ団への全幕物の演出・改訂振付第一作目として2000年11月に『ラ・バヤデール』を手掛け好評を博した。第二作目は04年10月に『ライモンダ』全幕改訂振付、この作品で朝日舞台芸術賞を受賞した。第三作目に06年11月に『白鳥の湖』を改訂振付・演出し、高い評価を得た。07 年には新国立劇場完全オリジナルの『椿姫』の振付・演出にあたり、第7回朝日舞台芸術賞を受賞。1999年から2010年まで新国立劇場舞踊芸術監督を務め、ワシントン・ケネディーセンター公演(「ジャパン・フェスティバル」参加)とモスクワ・ボリショイ劇場公演『椿姫』の海外公演を大成功に導くなどバレエ団の育成と発展に大きく寄与した。現在、新国立劇場バレエ研修所長。
キャスト
2015年2月17日(火)7:00
- ニキヤ
- 小野絢子
- ソロル
- ワディム・ムンタギロフ
- ガムザッティ
- 米沢 唯
- 黄金の神像
- 八幡顕光
2015年2月19日(木)2:00
- ニキヤ
- 小野絢子
- ソロル
- ワディム・ムンタギロフ
- ガムザッティ
- 米沢 唯
- 黄金の神像
- 八幡顕光
2015年2月21日(土)2:00
- ニキヤ
- 長田佳世
- ソロル
- 菅野英男
- ガムザッティ
- 本島美和
- 黄金の神像
- 福田圭吾
2015年2月22日(日)2:00
- ニキヤ
- 米沢 唯
- ソロル
- 福岡雄大
- ガムザッティ
- 長田佳世
- 黄金の神像
- 奥村康祐
-
小野絢子
-
長田佳世
-
米沢唯
-
ワディム・ムンタギロフ
-
菅野英男
-
福岡雄大
ものがたり
インドの寺院に仕える舞姫ニキヤはラジャー(王侯)に仕える若い隊長ソロルと恋仲である。ニキヤに思いを寄せる大僧正はニキヤを手に入れようと機会をうかがっている。一方、ソロルが仕える王の娘ガムザッティはソロルとの結婚を望み、王の命にそむくことが出来ないソロルは心ならずも結婚を承諾してしまう。絶望するニキヤは毒蛇にかまれ、解毒剤を差し出す大僧正の手を振り払って絶命する。後悔の想いの中で夢を見たソロルは夢の中でニキヤと再会して至福のときを過ごすが、彼が夢から覚めたとき、愛の力か、はたまた神の怒りか、寺院が轟音のなかで崩壊していく・・・・・・。
チケット購入時の注意・割引について
チケット購入時の注意
・4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
・壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
・公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
・公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
・グループでのお申し込み:10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
割引等のご案内
・高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。Webボックスオフィス、他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
・当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。
・学生割引チケットは、JR各社の学生割引を利用できる学生の方が対象です。
・車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
チケット取り扱い
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