2017/2018シーズンエンディングパーティが開催されました
6月17日(日)のバレエ「眠れる森の美女」終演後、2017/2018バレエ シーズンセット券をご購入されたクラブ・ジ・アトレ会員の中からご希望のあったお客様にご参加いただき、「バレエシーズンエンディングパーティー」がレストランマエストロにて行われました。
大原永子舞踊芸術監督や新国立劇場バレエ団ダンサーらも出席し、大盛況のパーティーとなりました。
冒頭、新国立劇場運営財団の尾﨑元規理事長が、新国立劇場を支えてくださるお客様方に厚く御礼を申し上げ、続いて常務理事の中島豊による乾杯の発声でパーティーが開宴いたしました。
大原芸術監督からは4期目を振り返りつつ、来シーズンへの期待を込め「今後も温かいご理解とサポートをお願いいたします」とご挨拶を申し上げました。
また、バレエ団を支えるスタッフである、シニア・バレエミストレスの板橋綾子、バレエマスターの陳 秀介、バレエミストレスの遠藤睦子をご紹介いたしました。
続くバレエダンサーのご挨拶では、司会のTBSアナウンサー、秋沢淳子さんの進行の下、それぞれお客様への感謝の気持ちと今シーズン、来シーズンについて語りました。
井澤 駿「プリンシパルとしての初めてのシーズンで、より舞台への責任感が強くなりました。来シーズンもひとつひとつの舞台を大切にしていきたいと思います。」
奥村康祐「特に『くるみ割り人形』はハードでしたが、他のダンサーも含め成長できたと思います。ねずみの王様というハマり役にも出会え楽しい素敵なシーズンでした。」
福岡雄大「『くるみ割り人形』での(ドロッセルマイヤーの甥・くるみ割り人形・王子という)3役への挑戦は不安でしたが、新しい人や作品に出会えた1年でした。」
渡邊峻郁「今シーズンからファーストソリストに昇格し、恵まれた1年でした。来シーズンも皆様に楽しんでいただけるようさらなる進化を遂げたいです。」
小野絢子「再演することの良さを実感した1年でした。特に『ホフマン物語』ではダンサーみんなの理解が深まり、作品が進化したように感じられました。こうした経験を来シーズンに生かしたいです。」
本島美和「これまで長く踊り続けることができたのは、役に生かされてきたのだと思います。来シーズンも経験を生かしつつ、新しいことに挑戦していきたいです。」
米沢 唯「毎年思うことですが、目の前の舞台に必死になって取り組んでいるうちにあっという間に過ぎた1年でした。来シーズンも全力疾走したいです。」
池田理沙子「先輩方から間近で学ぶことができる環境にいられることに感謝するとともに、来シーズンも今シーズンの課題を克服できるようがんばりたいです。」
木村優里「今シーズンは三大バレエに挑戦し、特に『くるみ割り人形』はかけがえのない経験でした。これからも皆様一人一人に感動を届けられるダンサーになるため、日々精進します。」
柴山紗帆「初めて『白鳥の湖』で主役に挑戦し、チャレンジングなシーズンになりました。来シーズンもさらにパワーアップした姿をお見せできるよう精進します。」
バレエ団ダンサーたちはその後、お客様と歓談したり記念撮影のリクエストに応じるなど、交流のひと時を愉しみました。
新制作『くるみ割り人形』で始まった2017/2018シーズンも本日の『眠れる森の美女』で閉幕となりましたが、7月には「こどものためのバレエ劇場『シンデレラ』」、8月には「JAPON dance project 2018 × 新国立劇場バレエ団『Summer/Night/Dream』」が上演されます。
2018/2019シーズンは11月2日に新制作『不思議の国のアリス』で開幕いたします。
引き続き新国立劇場バレエ公演をご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。