バレエ「ファスター(日本初演)/カルミナ・ブラーナ」が本日初日を迎えました
バレエ「ファスター/カルミナ・ブラーナ」公演が本日初日を迎えました。
上演作品はどちらもデヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督による振付で、今回日本初演となる「ファスター」は2012年のロンドンオリンピックを祝して作られた作品です。「Faster, Higher, Stronger(より速く、より高く、より強く)」というオリンピックのモットーを体現するかのように、ダンサーたちは文字通り走り、跳び、そして躍動感いっぱいに踊りました。2020年に東京でのオリンピック開催が決まった日本へ向けた、ビントレー監督からの温かいエールとなりました。
そして「カルミナ・ブラーナ」は、新国立劇場バレエ団が初めてビントレー振付と出会うこととなった思い出深い作品です。ソリスト歌手3名と合唱も加わる迫力の中世ドイツ世俗音楽と、英国ポップカルチャーに彩られた洒脱かつエネルギッシュな振付が絶妙にマッチして、最終場面までぐいぐいと引き込まれる舞台には、お客様から大きな喝采が寄せられました。
初日公演には、英国、ベルギー、スウェーデン大使をはじめ各国大使館文化担当・文化機関代表が鑑賞され、新国立劇場バレエ団の表現力を賞賛なさいました。
また終演後には、英国大使ヒッチンズ閣下、ブリティッシュ・カウンシルのストリーター駐日代表、オーストラリア大使館のシダル広報参事官がそれぞれ楽屋を訪問し、公演の成功を祝福されました。
なお、今回の公演では終了後に新国立劇場バレエ団のスペシャル映像が上映されました。ビントレー監督とバレエ団のこれまでの歩みを振り返り、監督任期最終公演となる次回「パゴダの王子」の見どころを初公開の映像でご紹介しました。
「ファスター/カルミナ・ブラーナ」は明日と来週末、残り4回公演です。
20日(日)2:00、25日(金)7:00、26(土)2:00、27日(日)2:00
◎特設サイトはこちらから
◎チケットの購入はこちらから
◎「ファスター/カルミナ・ブラーナ」のメディア掲載情報はこちらから

(右より)ヒッチンズ英国大使御夫妻、シダル オーストラリア広報参事官、湯川麻美子、タイロン・シングルトン、シダル参事官御夫君、ストリーター ブリティッシュ・カウンシル駐日代表御夫妻





(中央右)シダル オーストラリア広報参事官

