

バレエ・コフレ 2026
A Million Kisses to my Skin/ファイヴ・タンゴ<新制作>/テーマとヴァリエーション
Ballet Coffret 2026A Million Kisses to my Skin / 5 Tango's / Theme and Variations
- 公演期間:
- 2026年2月6日[金]~2月8日[日]
- 予定上演時間:
- 約2時間10分(休憩含む)
Introductionはじめに
めくるめく綺羅星のごとく 珠玉のバレエ、豪華三本立て!
「コフレ」とは「宝石箱」を意味するフランス語。20世紀の珠玉の作品を三本立てで楽しめる公演をお届けします。マーネンの情熱的な『ファイヴ・タンゴ』を新制作で、そして爽やかなエネルギーを感じさせるドウソンの『A Million Kisses to my Skin』、バランシンの華やかな『テーマとヴァリエーション』を上演します。それぞれに優れた音楽、美術、振付からなる短いバレエを厳選したプログラムで、全幕バレエとはまた異なる多彩な刺激と楽しみ、そして満足感を得ることができるトリプル・ビルです。
Schedule公演日程
公演日程
2026年2月6日(金)19:00
2026年2月7日(土)13:30 
2026年2月7日(土)18:00
2026年2月8日(日)14:00
...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
予定上演時間
約2時間10分(休憩含む)
- 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。
会 場
新国立劇場 オペラパレス
オペラパレスの内部を見る(googleストリートビューが開きます)ご注意事項
- 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
Staff&Castスタッフ・キャスト
スタッフ
『A Million Kisses to my Skin』
- 【振付】デヴィッド・ドウソン
- 【音楽】ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
- 【美術】デヴィッド・ドウソン
- 【衣裳】竹島由美子
- 【照明】バート・ダルハイゼン
-
振付デヴィッド・
ドウソン
『ファイヴ・タンゴ』
- 【振付】ハンス・ファン・マーネン
- 【音楽】アストル・ピアソラ
- 【美術・照明】ハンス・ファン・マーネン
- 【衣裳】ジャン=パウル・フローム
-
振付ハンス・ファン・
マーネン
『テーマとヴァリエーション』
- 【振付】ジョージ・バランシン
- 【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
- 【美術】牧野良三
- 【衣裳】大井昌子
- 【照明】磯野 睦
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振付ジョージ・
バランシン
キャスト
- 【指揮】冨田実里
- 【管弦楽】東京交響楽団
-
指揮冨田実里
Profile
【振付】デヴィッド・ドウソン(David DAWSON)
ロンドン生まれ。英国ロイヤルバレエ学校卒業後、1991年ローザンヌ国際バレエコンクール入賞、同年バーミンガム・ロイヤルバレエに入団。94年イングリッシュ・ナショナル・バレエにソリストとして入団、翌年オランダ国立バレエに移籍。2000年にはフランクフルト・バレエ団に移り、ウィリアム・フォーサイスの作品を踊る。同バレエ団で2年余りダンサーとして活躍後、振付家としての活躍を開始した。今日のクラシックバレエ界における最も優れた英国人振付家の一人で、現代的な手法でクラシックバレエを振り付け、彼の著名な作品群は世界中で上演され高い評価を得ている。
『The Grey Area』でブノワ賞振付部門受賞、同作品で英国舞踊批評協会賞にノミネート、マリインスキー劇場バレエのために振り付けた『Reverence』で英国人振付家初となる、ロシアの舞台芸術における最も権威のあるゴールデン・マスク賞を受賞するなど数々の賞を受賞している。
Profile
【振付】ハンス・ファン・マーネン(Hans van MANEN)
オランダ・アムステルフェーン生まれ。1951年ソニア・ギャスケル・バレエ・リサイタルの一員としてキャリアをスタートさせる。52年ネザーランド・オペラ・バレエに加わり、最初の作品『Feestgericht』を振付。その後ローラン・プティのバレエ・ド・パリに加わる。60年にはネザーランド・ダンス・シアターの創設に参加、63年までダンサー、振付家として活躍し、1961~1971年芸術監督も務める。73年オランダ国立バレエに参加、1988~2003年ネザーランド・ダンス・シアターの常任振付家、03年オランダ国立バレエの常任振付家も務める。これまでに創作したバレエは120以上におよぶ。作品は明瞭な構成、洗練されたシンプルさを特徴とする。オランダ以外でシュトゥットガルト・バレエ団、バイエルン州立バレエ、ベルリン・オペラ、ヒューストン・バレエ、カナダ国立バレエ、英国ロイヤルバレエ、デンマーク王立バレエ、ウィーン国立歌劇場、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターなど世界各国で作品が上演されている。1992年オランダ女王陛下からオラニエ・ナッソー勲章のナイトの称号を与えられた。2005年にはブノワ賞受賞等数々の賞を受賞している。新国立劇場バレエ団では14年『大フーガ』を上演。
Profile
【振付】ジョージ・バランシン(George BALANCHINE)
1904年サンクトペテルブルク生まれ。帝室バレエ学校に学ぶ。21年に国立オペラ・バレエ(現マリインスキー劇場バレエ)に入団、前衛振付家として頭角をあらわす。並行して、ペトログラード音楽院で音楽理論とピアノを学んだ。24年同僚ダンサーと巡業中だったパリで、ディアギレフのバレエ・リュスに入団する。29年に同団が解散するまで、『アポロ』『放蕩息子』など10作を振付けた。33年に渡米、リンカーン・カースティン等とスクール・オブ・アメリカン・バレエを開校する。48年に発足したニューヨーク・シティ・バレエを終生の活動拠点とし、アブストラクト・バレエを主体とする、スピード感溢れる清新なスタイルを確立した。アメリカを代表する振付家であるだけでなく、20世紀の最も重要な振付家の一人。83年ニューヨークにて死去。
Profile
【指揮】冨田実里(TOMITA Misato)
埼玉県出身。国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部指揮教室等で指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013 年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』『美女と野獣』を指揮したほか、日本でも東京バレエ団、牧阿佐美バレヱ団、NHKバレエの饗宴ほかで指揮を務め好評を得る。新国立劇場では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、17年よりレジデント・コンダクター。『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』『白鳥の湖』『ペンギン・カフェ』『コッペリア』『不思議の国のアリス』などを指揮している。近年の新国立劇場以外の活動としては、新作バレエ制作の音楽監督や、バレエ音楽についての執筆・講義活動も行っている。現在、井上バレエ団音楽監督、新国立劇場バレエ研修所『バレエと音楽』講師。