ウインターシーズンは新国立劇場で
バレエ『シンデレラ』を!
英国人ビントレー舞踊芸術監督のウインターシーズンにふさわしく、20世紀英国が生んだ名振付家アシュトンの『シンデレラ』を上演します。新国立劇場では、ウインターシーズン恒例の公演として『くるみ割り人形』とともにレパートリー化している本作品は、愛とユーモア、ペーソスがたっぷりの舞台で、日本では新国立劇場バレエ団だけが上演する傑作バレエです。1999年の新国立劇場初演以来、今回で7回目の再演となる人気演目で、ご家族そろって楽しく過ごすバレエプレゼントとして大変好評を得ています。
意地悪な義理の姉二人は、王子から招かれた舞踏会に行く準備に余念がありません。シンデレラをかばう父親もはねのけて、彼女を召使いのようにこき使います。今は亡き母を慕って悲しむシンデレラの前に仙女が現れて、魔法の一振りでカボチャは立派な馬車に、シンデレラのみすぼらしい服は輝くばかりのドレスに変わります。