ドン・キホーテ

バレエの楽しさが満載、スペインを舞台にした底抜けに明るい恋物語
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『ドン・キホーテ』は、マリウス・プティパの振付作品ですが、同じプティパが創った『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『眠れる森の美女』などがおとぎ話や空想の世界に題材を取った作品であるのに対して、『ドン・キホーテ』には現実にもいたであろう等身大の若者たちが登場します。これがこの作品が今なお生き生きとした生命感溢れる舞台として観客を魅了し続ける理由かもしれません。
新国立劇場では、1999年3月に当時ボリショイ劇場バレエ芸術監督だったA.ファジェーチェフ氏を招聘して初演し、再演のたびに好評を博しており、この度は5度目の再演となります。

ものがたり

舞台はスペイン、陽気で明るい人々、太陽の光がまぶしい街。騎士道に憧れて使用人サンチョ・パンサを供に放浪の旅をしているドン・キホーテは、立ち寄ったバルセロナで町の人気娘キトリに出会う。彼女はハンサムな恋人バジルと相思相愛の仲。キトリの父親は娘を貴族のガマーシュと結婚させようとしているが、事情を知ったドン・キホーテは恋のキューピットをかって出る。

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