ローラン・プティのコッペリア

新国立劇場でしか観られないローラン・プティの名舞台

ローラン・プティが画期的な新演出と新振付で創り出した『コッペリア』は、1976年に国立マルセイユ・バレエ団に誕生した。それまで世界中で上演されていた『コッペリア』が19世紀の時代精神を体現するバレエだとすると、プティの『コッペリア』は現代に生きる人々が主人公で、時代を超越した人生と愛がテーマとしてくっきり浮き上がる。
独特のユーモアやフランス流の洒落た仕掛けの妙味はもちろん、奥深いメッセージが心に残る何度見ても忘れられない感動的なラストが待ち受けている。

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ものがたり

舞台はパリかマルセイユ。フロックコートの似合うダンディーなコッペリウスが登場する。彼は、年の離れた若いスワニルダに執心だが、スワニルダは恋仲のフランツに夢中で、コッペリウスをからかうばかり。ひとり暮らしのコッペリウスの家に忍び込んだ恋人2人はお洒落な彼にふさわしく小ぎれいにしてある部屋で人形を見つける。いつの日か、人形に命が吹き込まれて人間になってくれれば……。コッペリウスの願いは届くのか?
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