開場から11年目、新たな領域に挑む
新国立劇場のオリジナルバレエ『アラジン』
●振付家・ビントレー氏インタビュー&リハーサル風景の動画はコチラ
■チャコット渋谷本店で、8月8日と9日の両日、プリンセス役の本島美和と小野絢子によるサイン会&トークショーが行われました。ダンサーの目から見た「アラジン」の見どころなど語られています。 (Chacott web magazine DANCE CUBE 掲載)
■ビントレー氏が語る「アラジンスペシャルトーク」のトークレポートはコチラから
『アラジン』は、英国のデヴィッド・ビントレー(現バーミンガム・ロイヤルバレエ芸術監督)が新国立劇場のために創るオリジナルバレエである。
ロイヤルバレエの系譜にあって早くから作品創りを手がけたビントレーは、世界でもその才能が高く評価されている現代振付家で、2005年秋に『カルミナ・ブラーナ』で新国立劇場に初登場し、その圧倒的迫力で日本中のバレエ、音楽ファンを一挙に虜にした。ビントレーは新国立劇場を高く評価して本作品を選んだと語っているが、世界の一流振付家が新国立劇場に新作を提供する意味は大きい。開場から10年を経て、さらなる発展をめざす新国立劇場に相応しいスケールを持つ舞台としたい。
〈音楽は映画、ミュージカルで知られるカール・ディヴィス〉
映画やミュージカル界の活躍での知られるカール・デイヴィスによって作曲され、2000年にエディンバラ・フェスティバルで発表された音楽。しっかりとした音楽構成で、夢と冒険の世界を描いたスペクタクル大作となっている。本公演にはデイヴィスの来日が予定されている。