牧 阿佐美の 椿姫

  • 2007/2008シーズン
  • 2007/2008 Season Ballet
    [New Production]
    Maki Asami’s
    LA DAME AUX CAMÉLIAS

    新国立劇場開場10周年記念
    フェスティバル公演
  • オペラ劇場

  • 公演日程

    公演日程

    開場は開演の45分前です。

    *託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
    来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
    ■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
    ■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
    (土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

――あなたしか要らない。あなたのために死ねる。
開場10周年シーズンを飾る劇場完全オリジナルバレエ

1997年の新国立劇場開場と同時に誕生した新国立劇場バレエ団が10年間の集大成として制作する『椿姫』。1840年代パリを舞台にした有名な悲恋物語がバレエ化されます。
ヴェルディのオペラで知られる『椿姫』ですが、この度はデュマの原作に立ち返り、オペラの音楽をまったく使わず、デュマと同時代のパリを生きた作曲家ベルリオーズで全曲構成されます。『ラ・バヤデール』『ライモンダ』における男女の恋愛模様を女性ならではの繊細な感性で演出してきた牧阿佐美が、文字通り壮絶な愛と死の物語をどう描き出すのか、興味は尽きません。
『ライモンダ』で華麗な世界を繰り広げたスピナテッリによる美しい装置・衣裳、『マノン』新国立劇場上演時にマクミラン夫人を唸らせた照明の大ベテラン沢田祐二、そして新国立劇場でも度々タクトを執り芸術性あふれる音楽を紡ぎ出しているフローリオが編曲も担当、と牧が厚い信頼を寄せるスタッフが結集します。そして、ここ数年、牧のミューズとして情感豊かで質の高い舞台を見せているザハロワをはじめ豪華キャストが出演。2007年秋、世界に誇るオペラパレス・新国立劇場でしか見られない哀しくも美しい舞台がその姿を現します。