連載「アステラス出演ダンサーON＆OFF」では、「バレエ・アステラス2023」の出演者たちの多彩な魅力をご紹介していきます。

今回登場は山田翔さんです！

〈ダンサーON〉のコーナーでは山田翔さんによるこの上演作品の見どころやこの作品を選んだ理由、また所属バレエ団の魅力を紹介していただいています。

〈ダンサーOFF〉のコーナーでは、海外バレエ団で活動することについて、自身の撮影によるオフショットやバレエ団メンバーとの和気あいあいとした写真など、舞台やダンサーを身近に感じていただき、当公演をよりお楽しみいただける内容でお贈りします。

さらに当公演に向けて、山田翔さんから皆さまへのメッセージも掲載しています。

どうぞご期待ください！

ダンサーON！

上演作品『コッペリア』を選んだ理由

お客様に喜びを感じていただけるような踊りをお見せできたら

『コッペリア』のパ・ド・ドゥは、音楽を聴いているだけで踊りたくなるような明るい曲と軽やかなステップが混合したダンスのセレブレーションとジェシカと私は捉えていて、お客様に喜びを感じていただけるような踊りをお見せできたらいいなと思いこのパ・ド・ドゥを選びました。

また『コッペリア』は、私にとって特別な作品で、私がこどもの頃通っていた小柴葉朕バレエスクールで全3幕の公演があり、その時にスワニルダを踊られた佐藤朱実さん、フランツを踊られた逸見智彦さんのお二人方の優雅な踊りは今でも覚えています。私もコンクールでフランツを何度か踊っていて、私の中で、非常に思い出深い作品のひとつです。

＜所属バレエ団紹介>　オランダ国立バレエの魅力

100人以上の規模の大きなバレエ団だが、アットホームで皆フレンドリー、踊りやすい環境

オランダ国立バレエは、アムステルダムを拠点とした創立62年のカンパニーで、世界20カ国以上から集まった約100人のダンサーが踊っている規模の大きなバレエ団です。このカンパニーの好きなところはアットホームな感じが好きです。ダンサー同士が助けあったり、メンバーが皆フレンドリーで踊りやすい環境です。

最近印象的だったこととしては、カンパニーでのアメリカツアーがあったのですが、移動等は大変でしたが、ツアーに行くと、やはり普段暮らしているのとは違う国に行き、日本ともオランダとも違う環境、文化に触れることができたのは良い経験になりました。

ダンサーOFF！

一問一答　スタート！

とっておきオフショット

山田 翔さんから皆様へのメッセージ

「バレエ・アステラス 2023」に出演させて頂けることは本当に光栄に思います。パートナーとして出演してくれるジェシカは、オランダ国立バレエのプリンシパルとして踊っています。彼女も本当に日本で踊れることにワクワクしています。皆様に僕たちの踊りを通して何か感じていただけたら嬉しいです。皆様にお会いできるのを心待ちにしております。