連載「アステラス出演ダンサーON＆OFF」では、「バレエ・アステラス2023」の出演者たちの多彩な魅力をご紹介していきます。

今回の登場は刈谷円香さんです！

〈ダンサーON〉のコーナーではパートナーのパクストン・リケッツさんによる上演作品の見どころ紹介などをご覧いただけます。

〈ダンサーOFF〉のコーナーは、踊りを始めたきっかけや自身の撮影によるオフショットなど、舞台やダンサーを身近に感じていただき、当公演をよりお楽しみいただける内容でお贈りします。

また、刈谷円香さんとパクストン・リケッツさんの映像メッセージもご覧いただけます。

ステージとは異なるお二人の魅力が映像から伝わります！

どうぞお楽しみください。

『SOON』の魅力は動きと音楽が空間に満ち、深く広大なところ

私にとって『SOON』を踊ることは、空間と音のピュアな相互関係を体感することです。

このダンスの動きの情緒性はその質感によって性格づけられます。つまり二つの身体の動きによって、ダイナミクス、テクスチャーや距離が作り出す緊張感によって特徴づけられるのです。この全てはベンジャミン・クレメンタインの強烈な音楽とのやり取りで生まれるフィジカルな音楽性を創り出します。動きと音楽は満ち満ちて、深く広大です。

バレエを始めたきっかけは？

きっかけは覚えていませんが４歳の時に突然バレエを始めたいと母に伝え、１年間ずっと母に言い続けていたので５歳の時にようやくバレエ教室に連れて行ってもらえました。

あなたにとってバレエの最大の魅力は？

観ている人とは言葉の壁を超えたコミュニケーションができること、私にとって踊ることはヒーリング。

海外に行こうと思ったきっかけは？

小さい頃にローザンヌ国際バレエ・コンクールをテレビで見ていて、プロになるには海外留学するものだと思ったのがきっかけ。

海外で活動していて、印象的だった出来事を教えてください。バレエに関係ないことでもOKです。

NDTは国際ツアーが多いので各国のお客様のリアクションの違いを感じられるのが面白かった。

日常の一コマ写真

ハーグにある新しいNDTの劇場の写真です。2021年秋からここでリハーサルや公演を行っています。

　

NDT, フィルハーモニー、コンサートホール、ダンス用のステージ、ハーグ王立コンセルバトワールが入っている大きな建物です。

趣味は何ですか？

建築、写真、映像、ファッションなど違うジャンルのアートを見ること、学ぶこと。

日本に帰国した際、感じることを教えてください。

コンビニの品揃えと便利さにはいつも驚きます。