新国立劇場 2013/2014シーズン アルトナの幽閉者

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見どころ

戦争と責任をテーマに、
サルトルが描いた最後の創作劇

「Try・Angle ─三人の演出家の視点─」シリーズの第三弾。1959年に発表された本作は、サルトル最後の創作劇で『出口なし』『悪魔と神』と共にサルトルの三大劇の一つに数えられている作品です。

第二次世界大戦後のドイツを舞台に、戦時中の心の傷から13年も、自宅に引きこもったままの主人公フランツを軸に、「戦争」と「責任」、さらには出口の見えない状況に「幽閉」された人々を描いています。

作品発表当時、アルジェリア戦争でフランス軍などがアルジェリア人に対して行った残虐行為を痛烈に批判するサルトルの思いが込められた問題作です。

細やかな演出で人間を鮮やかに描き出す俊英、上村聡史の演出と、岩切正一郎による新翻訳でお贈りする『アルトナの幽閉者』。12年『リチャード三世』での好演も記憶に新しい岡本健一、新国立劇場初登場となる美波、確かな演技力で観客を魅了する辻萬長ら、実力派キャストが火花を散らす究極の会話劇をお楽しみください。

ものがたり

1959年、ドイツ。喉頭癌に侵され余命6ヶ月と宣告された父親は、自らが営む造船業の後継者を決めるために家族会議を開く。次男で弁護士のヴェルナーとその妻ヨハンナ、長女のレニが参加する中、父親はヴェルナーに会社を継がせ、さらに自宅に住まわせようとするが、ヨハンナに猛反発される。一同の心に重くのしかかっているのは、長男フランツの存在であった。

彼は13年前にアルゼンチンへと出奔、3年前に彼の地で死んだことになっていたが、実は第二次世界大戦中に、あることから心に深い傷を負い、以来、妹のレニの世話のもと、ずっと家の2階にひきこもったまま狂気の生活を送っていた。フランツを愛する父親の最後の望みは、長男との対面と、彼の世話を次男夫婦がすることであった。ヨハンナの説得により、13年ぶりに待望の対面を果たした父親とフランツ。はたして一家の辿る運命は……。

アルトナの幽閉者 チケットのお申し込み

2013年12月14日(土)前売開始

会員先行販売期間:2013年11月30日(土)〜12月10日(火)

電話からのお申し込み

新国立劇場ボックスオフィス
電話予約 10:00~18:00/窓口販売 10:00~19:00

TEL. 03-5352-9999
高齢者・学生割引等 各種割引のご案内

チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:428-670)
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インターネットからのお申し込み

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グループでのお申し込み10名様以上でご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL 03-5351-3011<代>)までお問い合わせください。

  • ※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様につきましても1人1枚チケットをお求めください。
  • ※壁際、手摺りの近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • ※公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • ※車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

Access

新国立劇場 アクセスマップ

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TEL : 03-5351-3011(代表) 東京都渋谷区にある新国立劇場は、
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