ウクライナ国立キエフ・バレエ学校でワレーリヤ・スレーギナに学ぶ。ワガノワ・バレエ学校に転校し、エレーナ・エフテーエワに師事。96年マリインスキー劇場バレエに入団し、翌年プリンシパルに昇格。2003年、ボリショイ劇場バレエに移籍。レパートリーとして古典バレエの主役のほか、マクミランの『マノン』、バランシンやノイマイヤーなどの現代作品がある。際立った技術と繊細な表現力、舞台での存在感と華麗さを持つスターダンサー。世界各地から招待されている。97年バルティカ賞、99年と00年にゴールデン・マスク賞、05年ブノワ賞などの受賞歴のほか、05年ロシア連邦功労芸術家の称号、07年にはロシア国家賞を受ける。新国立劇場には02年『白鳥の湖』で初登場し、『ラ・バヤデール』『眠れる森の美女』などに主演。06/07シーズンより新国立劇場のシーズンスペシャルゲスト。
米国・シアトル生まれ。1988年に橘バレヱ学校に入学し牧阿佐美、三谷恭三に師事。93年に牧阿佐美バレヱ団に入団。97年より新国立劇場バレエのソリスト。これまで数多くの作品で主役を務める。マクミラン版『ロメオとジュリエット』『マノン』『白鳥の湖』などのドラマティックなヒロインを見事に演じきったほか、現代振付家の指名を受けて「J-バレエ」での『舞姫』、石井潤『カルメン』、ウォルシュ『オルフェオとエウリディーチェ』など創作バレエでも主役を踊り、絶賛された。華のある美しい踊りと情感豊かな演技に円熟味が加わり、常に質の高いステージで観客を魅了している。96年村松賞および舞踊評論家協会賞新人賞、97年中川鋭之助賞、98年芸術選奨文部大臣新人賞、00年服部智恵子賞、03年神奈川文化賞未来賞、05年橘秋子賞優秀賞と数々の受賞歴がある。
東京都出身。新国立劇場バレエ研修所第1期修了生。豊川美恵子エコールド・バレエ、橘バレエ学校を経て牧阿佐美バレヱ団で研鑽を積む。牧阿佐美、三谷恭三、豊川美恵子、ゆうきみほに師事。2003年より新国立劇場のシーズン契約ソリスト。05年の新制作『カルメン』で初めて主役に抜擢され、情熱的な演技とピュアな魅力で喝采を浴びた。06年橘秋子賞スワン新人賞受賞。2008/2009シーズンの開幕公演D.ビントレー『アラジン』(世界初演)では、ファーストキャスト(初日主役)に抜擢され、大役を見事に演じ絶賛された。その他『ライモンダ』、『コッペリア』『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』などで主役を務めている。
埼玉県出身。新国立劇場バレエ研修所第二期修了生。埼玉全国舞踊コンクール第1部第2位、アジア・パシフィック国際バレエコンクール第2位、NBA全国バレエコンクール・コンテンポラリー部門第1位ほか数々の受賞歴をもつ。これまでに、『くるみ割り人形』、プティ『こうもり』(ガラ公演)主役などを務めている。09年9月のボリショイ劇場での『椿姫』では主役のマルグリット役に抜擢され、現地で大喝采を浴びた。また、3月に公演したボリス・エイフマンの『アンナ・カレーニナ』ではエイフマン自身による厳しいオーディションの結果キティ役を射止めた。
ウクライナ国立キエフ・バレエ学校を経て、1997年にシェフチェンコ記念ウクライナ国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場バレエ(キエフ・バレエ)に入団。2001年にはマリインスキー劇場にソリストとして在籍した。現在はマリインスキー劇場プリンシパル、ボリショイ劇場へゲストソリストとして活躍の場を広げている。主な受賞歴に96年のキエフのセルジュ・リファール国際バレエコンクール第2位、97年にルクセンブルク国際バレエコンクールのグランプリ、99年には名古屋国際バレエコンクール第1位およびニジンスキー賞、05年モスクワ国際バレエコンクールのグランプリなどがある。新国立劇場へは00年3月の『ドン・キホーテ』で初登場、03/04シーズンより新国立劇場シーズンゲストダンサー。これまでに『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ロメオとジュリエット』『ジゼル』『くるみ割り人形』『ラ・シルフィード』『マノン』などに主演している。
イギリス生まれ。ロイヤルバレエ学校で学ぶ。1990年にカナダ・ナショナル・バレエに入団。芸術監督リード・アンダーソンの移籍に合わせ96年シュツットガルト・バレエ入団。その後ロイヤルバレエ、ニューヨーク・シティ・バレエを経て、現在はフリー。世界各地のバレエ団公演やガラ公演などで活躍している。主なレパートリーには古典バレエの主役に加え、クランコ振付『ロメオとジュリエット』『オネーギン』『じゃじゃ馬ならし』、アシュトン『真夏の夜の夢』『田園の出来事』、ノイマイヤー『椿姫』、さらにバランシン『テーマとヴァリエーション』『アポロ』、フォーサイス『ヘルマン・シュメルマン』、ロビンス『牧神の午後』、ビントレー『風景と記憶』など、20世紀の多くの名作が含まれている。新国立劇場では『ロメオとジュリエット』、『マノン』、『ライモンダ』、『こうもり』、『椿姫』を踊っている。
モスクワ出身。ボリショイ・バレエ学校で学ぶ。1983年卒業と同時に国立モスクワ・クラシカルバレエに入団した。86年ヴァルナ国際バレエコンクールで第1位金賞を受賞。強靭で華麗なテクニックでスターダンサーとなる。たびたびの来日で日本での知名度、人気も高い。92年ロシア連邦功労芸術家。レパートリーは古典バレエの主役のほか、『海賊』のアリ、『ロメオとジュリエット』のティボルトなどテクニック面の見せ場が多いキャラクター、『カルメン』『アルルの女』『三銃士』といった現代作品まで幅広い。新国立劇場では『くるみ割り人形』『シンデレラ』の王子、『ドン・キホーテ』のバジルとエスパーダ、『白鳥の湖』の道化とパ・ド・トロワ、『ライモンダ』のアブデラクマン、『四つの最後の歌』『ドゥエンデ』など数多く出演している。
大阪府出身。ケイ・バレエ・スタジオにて矢上香織、久留美、恵子に師事、ジャズダンス、クラシックバレエを始める。93年にニューヨークのジョフリー・バレエ学校に奨学生として留学し、ジョフリー・バレエに入団。95年韓国光州国際バレエコンクールのパ・ド・ドゥ部門で第2位入賞。新国立劇場へは97年より登録ソリスト、2001年からシーズン契約ソリスト。新国立劇場がレパートリーとするほとんど全ての作品で主役を踊っており、名実ともに新国立劇場バレエ団のトップ・ダンサーである。現代振付家作品での卓越した踊りとともに古典作品におけるノーブルな美しさも評価が高い。03年中川鋭之助賞、05年服部智恵子賞、07年橘秋子賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
北海道出身。1999年こうべ全国洋舞コンクール・ジュニアの部第2位入賞。2000年カナダ・ナショナル・バレエ団に準団員として入団。01年、ロンドン・スタジオ・センターにて『スターズ・アンド・ストライプス』ツアーに出演。02年、熊川哲也Kバレエカンパニーに入団し、08年にはプリンシパルとして活躍する。主なレパートリーとして『海賊』コンラッド、ランケデム、『くるみ割り人形』王子、『ドン・キホーテ』バジル、『コッペリア』フランツ、『ジゼル』アルブレヒト、『白鳥の湖』ジークフリード、『ベートーヴェン 第九』主演、『三人姉妹』トゥーゼンバフなど。新国立劇場では、『くるみ割り人形』アラビアなどを踊り存在感を示している。
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