「僕はやっていない!」
息子の無実を信じる家族の愛に溢れた物語

2014/2015シーズン
「ウィンズロウ・ボーイ」
The Winslow Boy
小劇場
20世紀英国を代表する劇作家テレンス・ラティガンが、実際の事件にヒントを得て書いた4幕劇『ウィンズロウ・ボーイ』。
本作は、ロンドンの中流家庭を舞台に、窃盗を働いた罪で海軍士官学校を退学になった息子の無実を信じ、その名誉を回復させようと闘うことを決心した家族の姿を通して、"正義"とはなにかを問いかけます。重くシリアスなテーマを扱いながらもウィットとユーモアに富んだ会話劇として、1946年初演時1年を超えるロングランを記録。48年には映画化もされ、それまで喜劇作家として売れていたラティガンの名声を更に高めた作品です。
演出は、2005年に自ら「ラティガン祭り」と称して『ウィンズロウ・ボーイ』『ブラウニング・バージョン』『セパレート・テーブルズ』の3作品を企画・上演し、『ブラウニング・バージョン』では翻訳・演出にも携わった鈴木裕美があたります。
小林隆、中村まこと、竹下景子などの実力派俳優陣に加え、2013年『長い墓標の列』、14年『マニラ瑞穂記』に続き若く新鮮な魅力にあふれた俳優たちが出演します。どうぞご期待ください。
※新国立劇場<演劇>公式Facebookにて、出演者のメッセージや作品の予習に役立つコラムを随時投稿中!!
動画
演出:鈴木裕美インタビュー その1
演出:鈴木裕美インタビュー その2
小林隆・竹下景子 インタビュー
※新国立劇場<演劇>公式Facebookにて、出演者のメッセージや作品の予習に役立つコラムを随時投稿中!!
公演日程・チケット
公演日程
2015年 |
4/9 木 |
4/10 金 |
4/11 土 |
4/12 日 |
4/13 月 |
4/14 火 |
4/15 水 |
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13:00 (K)★ |
13:00 (S) |
13:00 (K)![]() |
休 | 13:00 (S) | |||
18:30 (K) |
18:30 (S) |
演 | |||||
2015年 |
4/16 木 |
4/17 金 |
4/18 土 |
4/19 日 |
4/20 月 |
4/21 火 |
4/22 水 |
13:00 (K) |
13:00 (K) |
13:00 (S) |
13:00 (K) | 休 | 13:00 (S) | ||
18:30 (S) | ☆ | 演 | |||||
2015年 |
4/23 木 |
4/24 金 |
4/25 土 |
4/26 日 | |||
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13:00 (K) |
13:00 (S) |
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18:30 (K) ![]() |
18:30 (S) |
(K)近藤礼貴出演日/(S)渋谷龍生出演日
託児室<キッズルーム「ドレミ」>をご利用いただけます。
4月11日(土)公演終了後 小劇場
出演:鈴木裕美/竹下景子/森川由樹/宮田慶子 ほか 司会:中井美穂
●入場方法:本公演のチケットをご提示ください。
マンスリープロジェクト(入場無料・要申込み)
4月18日(土) 18:00~ 小劇場
講師:広川 治
●募集期間:3/10(火)~
チケット料金(税込)
席種 | A席 | B席 |
---|---|---|
5,400円 | 3,240円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
『ウィンズロウ・ボーイ』『海の夫人』『東海道四谷怪談』の3作品を楽しめるお得な通し券も発売中です。
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03-5352-9999
前売り開始日
会員先行販売期間:2015年1月31日(土)~2月11日(水)
一般発売日:2015年2月15日(日)
座席表
>座席表
スタッフ・キャスト
スタッフ
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(作)
テレンス・
ラティガン
-
(翻訳)
小川絵梨子
-
(演出)
鈴木裕美
プロフィール
- 【作】テレンス・ラティガン(Terence Rattigan)
- イギリスの劇作家・脚本家。高等弁務官の家に生まれ、名門パブリックスクールであるハーロウ校からオックスフォード大学へ進学、外交官を目指すも、演劇に興味を持ち、学業を中断して劇作家としての道を歩み出す。デビュー作『涙なしのフランス語』で脚光を浴びて以降、『ウィンズロウ・ボーイ』をはじめ、『ブラウニング・バージョン』『セパレート・テーブルズ』など数多くの戯曲を残す。多くの作品が映画化され、それらの映画脚本も手掛ける。『超音ジェット機』及び『旅路』(『セパレート・テーブルズ』の映画化)でアカデミー賞ノミネート。英国で最も愛される劇作家のひとりとして名高い。
- 【翻訳】小川絵梨子(おがわ・えりこ)
- 2004年アクターズスタジオ大学院演出部卒業。04~05年、リンカーン・センターのディレクターズラボに参加。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。10年、サム・シェパード作『今は亡きヘンリー・モス』で小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞。12年『12年~奇跡の物語~』『夜の来訪者』『プライド』で第19回読売演劇大賞優秀演出家賞、杉村春子賞を受賞。近年、『ピローマン』『トップドッグアンダードッグ』『帰郷』『クリプトグラム』など話題作を次々と演出。新国立劇場では『OPUS/作品』を手がけている。
- 【演出】鈴木裕美(すずき・ゆみ)
- 1963年生まれ、東京都出身。日本女子大学卒業。82年、日本女子大学在学中に「自転車キンクリート」を結成。「自転車キンクリートSTORE」を含むほとんどの公演に関わり、『OUT』『第17捕虜収容所』『法王庁の避妊法』『富士見町アパートメント』などを演出。現在は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動中。2011年より個人ユニット「鈴木製作所」を立ち上げ、『ノミコムオンナ』などを製作。最近の主な演出作品に、東京グローブ座/Quaras『フランケンシュタイン』、東宝芸能『宝塚BOYS』『アンナ・カレーニナ』、東京ヴォードヴィルショー『パパのデモクラシー』、ホリプロ『アリス・イン・ワンダーランド』、GAGA/Quaras『英国王のスピーチ』、TBS/ホリプロ『サンセット大通り』、グループる・ばる『八百屋のお告げ』などがある。第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8回/第15回/第18回読売演劇大賞優秀演出家賞、第10回千田是也賞、第33回菊田一夫演劇賞、07年ミュージカル・ベストテン演出家賞、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。新国立劇場では、『たとえば野に咲く花のように ─アンドロマケ─』『エネミイ』のほか、演劇研修所の試演会として第5期生『ゼブラ』、第7期生『ぼくの国、パパの国』を演出。
キャスト
小林 隆 中村まこと 竹下景子
森川由樹 山本悠生 渡辺樹里 チョウ ヨンホ 原 一登 川口高志 デシルバ安奈 近藤礼貴/渋谷龍生(Wキャスト)
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小林 隆
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中村まこと
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竹下景子
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森川由樹 山本悠生 渡辺樹里 チョウ ヨンホ 原 一登 川口高志 デシルバ安奈 近藤礼貴 渋谷龍生
プロフィール
- アーサー・ウィンズロウ ◇ 小林 隆(こばやし・たかし)
- 1959年、埼玉県生まれ。東京サンシャインボーイズ出身。『古畑任三郎』シリーズ(CX)や、大河ドラマ『新選組!』(NHK)など、バイプレーヤーとして活躍。2014年、『おやじの背中』(TBS)の最終話「北別府さん、どうぞ」では主演を果たす。最近の主な舞台出演作に『恋と音楽Ⅱ~僕と彼女はマネージャー~』、『ロスト・イン・ヨンカーズ』、『テイキングサイド』、『闇に咲く花』など。新国立劇場では、『屋上庭園/動員挿話』『夢の泪』『夢の痂』に出演。
- サー・ロバート・モートン ◇ 中村まこと(なかむら・まこと)
- 千葉県出身。劇団「猫のホテル」創設メンバーで、看板役者として活躍。「阿佐ヶ谷スパイダース」、「NODA・MAP」などの劇団公演から、『ブエノスアイレス午前零時』、『神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?』、『冒した者』、『十一ぴきのネコ』などプロデュース公演まで客演多数。CX『HERO』、KTV『よろず占い処陰陽屋へようこそ』、EX『警部補矢部謙三2』、CM『みずほ銀行Power of Blue』など映像にも多数出演。
- キャサリン・ウィンズロウ ◇ 森川由樹(もりかわ・ゆき)
- 埼玉県出身。新国立劇場演劇研修所6期生。宮田慶子や栗山民也、西川信廣などの指導を受け舞台を踏んできた。研修所の卒業公演にて、好評価を得る。2013年トム・プロジェクト『百枚めの写真』で本格的デビュー、以降、『インポッシブル・マリッジ−ありえない結婚−』、『萩咲く頃に』に出演。新国立劇場では『ピグマリオン』に出演しているほか、毎夏、山中湖の三島由紀夫文学館で行われているリーディング公演「こころで聴く三島由紀夫Ⅲ『邯鄲』」に出演している。
- グレイス・ウィンズロウ ◇ 竹下景子(たけした・けいこ)
- NHK「中学生群像」出演を経て、1973年NHK銀河テレビ小説『波の塔』で本格的デビュー。映画『男はつらいよ』のマドンナ役を3度務め、『学校』では第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。2007年、舞台『朝焼けのマンハッタン』『海と日傘』で、第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。テレビ・映画・舞台への出演の他、2005年日本国際博覧会「愛・地球博」日本館総館長をはじめ、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」ワクチン大使、国連WFP協会親善大使、京都国立博物館文化大使、C・C・C富良野自然塾でのインストラクターなど幅広く活動中。
ものがたり
第一次大戦前夜のロンドン。
ウィンズロウ家は、銀行を退職した父アーサー、母グレイス、婦人参政権論者の長女キャサリン、オックスフォード大学生の長男ディッキー、海軍兵学校で寄宿生活を送る次男ロニーの5人家族。
今日はキャサリンの結婚が決まる日。そこへロニーが一通の手紙を持って突然帰ってくる。
校内で5シリングの窃盗を働いたため退学に処す、という内容だった。
「僕はやってない!やってないんだ!!」
無実を訴えるロニーの言葉に、父アーサーは息子の名誉を守るため、ある決心をする。
それはウィンズロウ家の人々だけでなく、世論をも巻き込む大きな論争へと発展していく。
※新国立劇場<演劇>公式Facebookにて、出演者のメッセージや作品の予習に役立つコラムを随時投稿中!!
チケット購入時の注意・割引について
チケット購入時の注意
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- 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近くの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむを得ない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
割引等のご案内
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- 当日学生割引(50%割引/Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。
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『ウィンズロウ・ボーイ』『海の夫人』『東海道四谷怪談』の3作品をご覧になるなら、特別通し券がお得です。
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