2022/2023シーズン

ジュゼッペ・ヴェルディファルスタッフ

Falstaff / Giuseppe Verdi
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
文化庁 子供文化芸術活動支援事業
公演期間:
2023年2月10日(金)~2月18日(土)
予定上演時間:
約2時間35分(第1・2幕80分 休憩25分 第3幕50分)

Introductionはじめに

この世はすべて冗談!
人生を笑い飛ばすヴェルディ最晩年の傑作喜劇

オペラの巨人ヴェルディがシェイクスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』『ヘンリー四世』をもとに、人生最後に手がけた喜劇『ファルスタッフ』。強欲ながら愛すべき老騎士ファルスタッフを中心に、快活で機知あふれる女性陣や若いカップルらが繰り広げる、無類の楽しさと人生哲学にあふれた傑作です。音楽的にも先進的で、第1幕の九重唱やソリスト10人と合唱によるフィナーレのフーガなど、緻密な技法で練り上げられた、わくわくするような音楽がいっぱいです。特にファルスタッフが口火を切るフィナーレの大フーガ「この世はすべて冗談だ」は、ガラコンサート等でも今やすっかり定番となった、お開きにぴったりのナンバーです。
ジョナサン・ミラーの演出は、17世紀オランダ絵画に描かれた民衆の日常を踏まえ、深い人間洞察が感じられる名舞台です。緻密な構図、静謐な色遣いの舞台はフェルメールの風俗画から飛び出したよう。人々が繰り広げる小気味よい喜劇は、まさに大人のための人間賛歌そのものです。
タイトルロールにはロッシーニなどで大人気の名バリトン、ニコラ・アライモが待望の新国立劇場初登場。アリーチェには比類ないテクニックと表現力で欧州各地の劇場で成功を重ねているソプラノ、ロベルタ・マンテーニャ、クイックリー夫人にはロッシーニを中心に欧米の歌劇場で活躍し、バロック、古楽でも評価の高いマリアンナ・ピッツォラートが出演。フォードにはメキシコ出身の新星ホルヘ・エスピーノが出演します。ページ夫人メグには脇園彩が登場、わくわくするような最高のアンサンブルに期待が集まります。指揮にはベルカント・オペラを中心に手腕が高く評価されるコッラード・ロヴァーリスが登場します。

大募集
子供文化芸術活動支援事業(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)
※定員に満たない日が発生いたしましたので、二次募集を行います。(先着順)
詳細は、こちらのページをご参照ください。

Schedule公演日程

公演日程

2023年2月10日(金)19:00

2023年2月12日(日)14:00

2023年2月15日(水)14:00

2023年2月18日(土)14:00

予定上演時間

約2時間35分(第1・2幕80分 休憩25分 第3幕50分)

  • 時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(2月7日更新)

会 場

ご注意事項

  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止させていただきます。
  • 2月15日(水)は2階の一部に学校団体が入る予定です。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】コッラード・ロヴァーリス
  • 【演 出】ジョナサン・ミラー
  • 【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター
  • 【照 明】ペーター・ペッチニック
  • 【再演演出】三浦安浩
  • 【舞台監督】髙橋尚史
  • 指揮コッラード・
    ロヴァーリス
  • 演出ジョナサン・
    ミラー
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キャスト

  • 【ファルスタッフ】ニコラ・アライモ
  • 【フォード】ホルヘ・エスピーノ
  • 【フェントン】村上公太
  • 【医師カイウス】青地英幸
  • 【バルドルフォ】糸賀修平
  • 【ピストーラ】久保田真澄
  • 【フォード夫人アリーチェ】ロベルタ・マンテーニャ
  • 【ナンネッタ】三宅理恵
  • 【クイックリー夫人】マリアンナ・ピッツォラート
  • 【ページ夫人メグ】脇園 彩
  • 【合唱指揮】三澤洋史
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • ファルスタッフニコラ・
    アライモ
  • フォードホルヘ・
    エスピーノ
  • フェントン村上公太
  • フォード夫人アリーチェロベルタ・
    マンテーニャ
  • ナンネッタ三宅理恵
  • クイックリー夫人マリアンナ・
    ピッツォラート
  • ページ夫人メグ脇園 彩
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Profile

【指揮】コッラード・ロヴァーリス(Corrado ROVARIS)

ベルガモ生まれ。フィラデルフィア・オペラ音楽監督、アートスフィア音楽祭管弦楽団音楽監督。ヴェローナの室内管弦楽団"I Virtuosi Italiani"首席指揮者。ベルカントやヴェリズモ・オペラで特に評価される。ミラノ音楽院で学び、ミラノ・スカラ座副合唱指揮者を務めた後、フィレンツェ歌劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルに招かれ、スカラ座、フェニーチェ歌劇場、ローマ歌劇場、ボローニャ歌劇場、リヨン歌劇場、モンテカルロ歌劇場、ローザンヌ歌劇場、ケルン歌劇場、フランクフルト歌劇場などに登場。1999年、フィラデルフィア・オペラ『フィガロの結婚』でアメリカ・デビュー。カナディアン・オペラ・カンパニー『アンナ・ボレーナ』『ロベルト・デヴェリュー』、サンタフェ・オペラ『シモン・ボッカネグラ』『愛の妙薬』『ドン・パスクワーレ』『ルチア』『アルジェのイタリア女』などを指揮。フィラデルフィア・オペラではケヴィン・プッツ作曲『Elizabeth Cree』世界初演、ジョージ・ベンジャミン『リトゥン・オン・スキン』も絶賛された。最近では、フィラデルフィア・オペラ『リゴレット』『オテロ』、ベルリン・ドイツ・オペラ『セミラーミデ』、セビリア・マエストランサ劇場『フィガロの結婚』などを指揮している。新国立劇場では2019年『ドン・パスクワーレ』を指揮した。

【演出】ジョナサン・ミラー(Jonathan MILLER)

ロンドン生まれ。医学博士、作家、テレビプロデューサー、演劇・オペラの演出など幅広い分野で国際的に活躍。演劇演出家として、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『ヴェニスの商人』『じゃじゃ馬馴らし』や、1988年から90年まで芸術監督を務めたオールド・ヴィック劇場での『リア王』、80年からBBCが制作したシェイクスピアシリーズなど、シェイクスピア作品の演出で高い評価を得る。オペラ演出は74年のアレクサンダー・ゲアーの『Arden Must Die』イギリス初演に始まり、その後もイングリッシュ・ナショナル・オペラなどで『ミカド』『リゴレット』『ねじの回転』『ばらの騎士』『カルメン』などを演出し大成功を収める。ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭など世界各地で活躍した。新国立劇場では『ファルスタッフ』『ばらの騎士』を演出。2019年11月逝去。

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Profile

【ファルスタッフ】ニコラ・アライモ(バリトン)(Nicola ALAIMO)

パレルモ出身。トラーパニのステファノコンクールに優勝後、ロッシーニ・アカデミーに参加。ラヴェンナ音楽祭『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵でデビューし、パレルモ・マッシモ劇場、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場などに出演を重ねる。ロッシーニ・オペラ・フェスティバルには2010年以来、『チェネレントラ』『セビリアの理髪師』『ギヨーム・テル』『新聞』『イタリアのトルコ人』などに出演。ローマ歌劇場、パレルモ・マッシモ劇場、スカラ座、モンテカルロ歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭などで『椿姫』ジェルモン、『ファルスタッフ』タイトルロール、『セビリアの理髪師』バルトロ、『ルチア』エンリーコ、『愛の妙薬』ベルコーレ、『ドン・パスクワーレ』タイトルロール、『オテロ』イアーゴなどで活躍。リッカルド・ムーティとの共演は特に多く、ザルツブルク音楽祭、ローマ歌劇場『オテロ』、スカラ座、ローマ歌劇場『モイーズとファラオン』、ウィーン国立歌劇場、シャンゼリゼ劇場『ドン・パスクワーレ』などがある。最近の出演に、ザルツブルク音楽祭、フィレンツェ歌劇場、ウィーン国立歌劇場『アドリアーナ・ルクヴルール』ミショネ、オランダ国立オペラ、ボローニャ歌劇場、ウィーン国立歌劇場『チェネレントラ』ダンディーニ、パレルモ・マッシモ劇場、フェニーチェ歌劇場、フィレンツェ歌劇場『ファルスタッフ』、ウィーン国立歌劇場『ドン・パスクワーレ』、ザルツブルク音楽祭、フィレンツェ歌劇場『セビリアの理髪師』フィガロ、今後の予定に、パリ・オペラ座『運命の力』、パレルモ・マッシモ劇場『椿姫』ジェルモン、モンテカルロ歌劇場『セビリアの理髪師』などがある。新国立劇場初登場。

【フォード】ホルヘ・エスピーノ(バリトン) (Jorge ESPINO)

メキシコシティ生まれ。生地の国立音楽院で学んだ後、フィラデルフィアのアカデミー・オブ・ヴォーカル・アーツで学ぶ。2018年グラーツ・マイスタージンガーコンクールで2位を獲得、19年にはカーディフ国際声楽コンクールの参加者に選ばれたほか、ユルマラ(フィンランド)、ニューヨーク、フィラデルフィア、グラインドボーン、メキシコシティのコンクールでも入賞もしくはファイナリストなった。メキシコでは『西部の娘』シッド、『愛の妙薬』ベルコーレ、『ラ・ボエーム』マルチェッロなどで出演したほか、コルティナで『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、サンタフェで『金鶏』アフロン王子、ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ)で『魔笛』パパゲーノなどを演じている。ライン・ドイツ・オペラのオペラスタジオを経て19/20シーズンから同劇場専属歌手となり、『セビリアの理髪師』フィガロ、『清教徒』リッカルド、『ロメオとジュリエット』パリス、『子どもと魔法』時計と猫などに出演。22/23シーズンはライン・ドイツ・オペラで『愛の妙薬』ベルコーレ、『ドン・パスクワーレ』マラテスタ、『蝶々夫人』ヤマドリなどに出演予定。新国立劇場初登場。

【フェントン】村上公太(テノール) (MURAKAMI Kota)

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。新国立劇場オペラ研修所第6期修了。文化庁在外派遣研修員としてイタリア・ボローニャへ留学。ジュゼッペ・ディ・ステファノ国際コンクールにおいて『リゴレット』マントヴァ公爵役を獲得。シンガポール・リリック・オペラに『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『魔笛』タミーノ、『サロメ』ナラボート、『椿姫』アルフレードと立て続けに客演し、好評を博す。東京二期会では『マクベス』マルコム、『チャールダーシュの女王』ボニ、『ダナエの愛』ボルクス、『トリスタンとイゾルデ』メロートで活躍。16年日生劇場『後宮からの逃走』ベドリッロも好演した。新国立劇場では『パルジファル』第1の聖杯騎士、『こうもり』アルフレード、『ばらの騎士』ファーニナル家の執事、『ウェルテル』シュミット、『カルメン』レメンダード、『ファルスタッフ』フェントンに出演している。最近では、20/21シーズン開幕公演『夏の夜の夢』ライサンダー、『こうもり』アルフレード、『イオランタ』アルメリック、21/22シーズン『ニュルンベルクのマイスタージンガー』クンツ・フォーゲルゲザング、『蝶々夫人』ピンカートン、高校生のためのオペラ鑑賞教室2021『カルメン』ドン・ホセに出演、21年7月の本公演『カルメン』初日公演にも歌唱のみ出演。22年オペラ鑑賞教室『蝶々夫人』ピンカートンにも出演。二期会会員。

【フォード夫人アリーチェ】ロベルタ・マンテーニャ(ソプラノ) (Roberta MANTEGNA)

1988年パレルモ生まれ。8歳からマッシモ劇場の舞台に児童合唱の一員として立つ。パレルモのベッリーニ音楽院を卒業。2015年にバーリの音楽院でオペラ研修に参加。同時にローマのサンタ・チェチーリア音楽院でディミトラ・テオドッシュウとレナータ・スコットのもとで学ぶ。ローマ歌劇場の若手アーティストプログラム「Fabbrica」に参加。16年、トレヴィーソ歌劇場で『ノルマ』タイトルロールにデビュー。17年にはローマ歌劇場に『マリア・ストゥアルダ』タイトルロールでデビューし、同劇場の『カルメン』ミカエラ(カラカラ浴場公演)、『群盗』アマーリアに出演。同年、ナポリ・サンカルロ歌劇場のドバイ公演で『フィガロの結婚』伯爵夫人に出演。最近では、ジュネーヴ歌劇場『海賊』イモージェネ、パレルモ・マッシモ劇場『ファルスタッフ』アリーチェ、フェニーチェ歌劇場『ロベルト・デヴェリュー』、パルマ王立歌劇場、フェニーチェ歌劇場、ライプツィヒ歌劇場、ローマ歌劇場『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、フェニーチェ歌劇場、マラガ歌劇場、テアトロ・レアル『アイーダ』タイトルロール、ローマ歌劇場『ルイザ・ミラー』タイトルロール、パルマ王立歌劇場『シモン・ボッカネグラ』マリアなどに出演している。新国立劇場初登場。

【ナンネッタ】三宅理恵(ソプラノ) (MIYAKE Rie)

東京音楽大学卒業、同大学院修了。バード音楽院特待奨学生修士課程修了。ドーン・アップショウに師事。これまでに小澤征爾音楽塾『カルメン』フラスキータ、日生劇場『フィデリオ』マルチェリーネ、P.ヤルヴィ指揮NHK交響楽団『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、藤倉大作曲『ソラリス』(日本初演)ハリー、東京二期会『ファルスタッフ』ナンネッタなどに出演。オペラ以外にも、F.ルイージ指揮「復活」、小澤征爾指揮「第九」や「マエストロ・オザワ80歳バースデーコンサート」に唯一の女性ソリストとして出演するほか、フォーレ『レクイエム』、シューベルト『ミサ曲第5番 変イ長調』、モーツァルト『レクイエム』、ブラームス『ドイツ・レクイエム』、カール・ジェンキンス『レクイエム』、アンドリュー・ロイド・ウェバー『レクイエム』など宗教曲のソリストとしても活躍。新国立劇場では『パルジファル』花の乙女、高校生のためのオペラ鑑賞教室『愛の妙薬』ジャンネッタ、「『ジークフリート』ハイライトコンサート」森の小鳥などに出演を重ね、最近では『夜鳴きうぐいす』タイトルロール、『Super Angels スーパーエンジェル』エリカ、『魔笛』パパゲーナ、『オルフェオとエウリディーチェ』アモーレに出演。二期会会員。

【クイックリー夫人】マリアンナ・ピッツォラート(メゾソプラノ) (Marianna PIZZOLATO)

イタリア生まれ。ロッシーニのスペシャリストとして活躍し、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティバルに2003年に『ランスへの旅』でデビュー以来、『タンクレディ』『アルジェのイタリア女』『セビリアの理髪師』『エルミオーネ』『チェネレントラ』など数多く出演している。さらに、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、チューリヒ歌劇場、テアトロ・レアル、ボローニャ歌劇場、ワロン歌劇場などにも出演している。カヴァッリ、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディ、ヘンデルなどのバロック作品も多く手掛け、ザルツブルク音楽祭、ミラノ・スカラ座、バルセロナ・リセウ大劇場に加えて多くのバロックの音楽祭に出演している。モーツァルト、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニなどのオペラのレパートリーのほか、宗教曲を中心としてコンサートのソリストとしても活躍し、ムーティ、ジェルメッティ、パッパーノ、ガッティ、ビシュコフ、ゼッタらと共演、録音も数多い。新国立劇場初登場。

【ページ夫人メグ】脇園 彩(メゾソプラノ) (WAKIZONO Aya)

東京生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修了。2013年、パルマ・ボーイト音楽院に留学。14年にペーザロのロッシーニ・アカデミーに参加し『ランスへの旅』メリベーア侯爵夫人に出演。同年、ミラノ・スカラ座アカデミーに参加、『子供のためのチェネレントラ』アンジェリーナでスカラ座にデビュー。18年にはペーザロ・ロッシーニ・フェスティバルでロッシーニ生誕150年記念『セビリアの理髪師』ロジーナに出演。ロッシーニ、モーツァルト及びベルカント作品をレパートリーの中心に活躍し、ボローニャ歌劇場、フィレンツェ歌劇場、カリアリ歌劇場、バーリ・ペトルッツェッリ劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル『セビリアの理髪師』、ヴェローナ・フィラモニコ劇場『チェネレントラ』、マルティーナ・フランカ音楽祭『フランチェスカ・ダ・リミニ』パオロ、カリアリ歌劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル『試金石』クラリーチェ、ヴェローナ・フィラモニコ劇場『フィガロの結婚』、トリエステ・ヴェルディ劇場『コジ・ファン・トゥッテ』、パレルモ・マッシモ劇場『イドメネオ』イダマンテ、テアトロ・レアル『ナブッコ』フェネーナなどに出演。新国立劇場へは19年『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラでデビューし、20年『セビリアの理髪師』ロジーナ、21年『フィガロの結婚』ケルビーノに出演、21年10月にはシーズン開幕公演『チェネレントラ』タイトルロールに出演し絶賛を博した。第53回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。

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Storyものがたり

【第1幕】
太鼓腹が自慢の好色な老騎士ファルスタッフは、ページ夫人メグとフォード夫人アリーチェが自分に気があると勘違いし、彼女たちへ恋文を書く。手紙を受け取ったメグとアリーチェは、身の程知らずな内容の上、全く同じ文面であることに呆れ顔。クイックリー夫人ら女性陣で懲らしめようと画策する。一方フォードも、妻アリーチェ宛にファルスタッフが恋文を書いたと従者からの情報を受け、ファルスタッフをやりこめようと意気込む。

【第2幕】
クイックリー夫人が、アリーチェとの逢引きの時間をファルスタッフに伝えて、計画がスタート。フォードは偽名を使い「アリーチェを誘惑してほしい」とファルスタッフに頼む。ファルスタッフは「アリ―チェと会う予定だからお安いご用」と語り、フォードは驚愕する。迎えた逢引きのとき、ファルスタッフがアリーチェを口説いていると、筋書き通りメグが来て、彼は慌てて逃げる。そのとき、妻の浮気相手を捕らえようとフォードらが乗り込んでくる。彼がつい立ての向こうを確認すると、そこには娘のナンネッタとフェントンが。2人の結婚を認めないフォードは怒り心頭。洗濯籠の中に身を潜めていたファルスタッフは、女性陣のシナリオ通り籠ごと川に投げ落とされる。

【第3幕】
散々な目に遭っても懲りないファルスタッフは、再びアリーチェと会う約束をする。今回の場所は真夜中のウィンザー公園。精霊がさまようと言われる場所だ。約束の時間にファルスタッフとアリーチェが会うと、助けを求めるメグの声が響く。精霊があらわれたと怖がるファルスタッフは目をつぶって横たわる。実はフォードらが妖精を演じているのだが、すっかり怯えたファルスタッフは、これまでのことを謝る。また、女性陣の計らいで、フォードもナンネッタとフェントンの結婚を認める。ファルスタッフは「この世はすべて冗談」と語って大団円。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
24,200円 19,800円 13,200円 7,700円 4,400円
席種 料金(10%税込)
S席 24,200円
A席 19,800円
B席 13,200円
C席 7,700円
D席 4,400円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)


2022/2023シーズン オペラ セット券
現在、先着順受付中!


子供文化芸術活動支援事業
18歳以下のお子さまを無料ご招待!
※定員に満たない日が発生いたしましたので、二次募集を行います。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2022年 11月19日(土)10:00~22日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2022年 11月20日(日)10:00~22日(火)

一般発売日:2022年11月27日(日)10:00~

  • 1階1列~2列の座席は販売いたしません。
  • 通常の座席配置(1階1列~2列を除く)での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

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【Pコード:212-553】

イープラス

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【Lコード:32321】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響またはやむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。