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オペラ「鹿鳴館」が初日を迎えました

 

オペラ「鹿鳴館」が昨日初日を迎えました。

 

明治期の社交界に渦巻く愛憎と謀略を、鹿鳴館での1日のできごととして描いた、三島由紀夫 原作/池辺晋一郎 作曲の傑作オペラ「鹿鳴館」。

世界初演時は全席完売で、再演が待ち望まれていた公演が、演出の鵜山仁が更に磨きをかけ、作曲の池辺晋一郎も連日稽古場にかけつけて、飯森範親のエネルギッシュなタクトにより4年ぶりに中劇場に帰ってきました。

久雄役の経種廉彦が健康上の理由により降板したものの、ダブルキャストの鈴木准が急遽出演し、朝子との二重唱、顕子との二重唱などをみごとに歌い上げました。

鹿鳴館時代の和装、洋装を忠実に再現した前田文子の衣裳は、ソリストは勿論、ダンサーの一人一人にまで手の込んだもの。それが廻り舞台を効果的に使った物語の展開と劇的な音楽とあいまって、密度の濃い3時間半が過ぎ、終演後満席の客席からは大きな拍手が贈られました。

   

オペラ「鹿鳴館」は6月22日まで、残り3回の上演です。ぜひお見逃しなく。

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