森山開次「曼荼羅の宇宙」

2012/2013シーズンのダンス公演は、森山開次による新作で開幕します。
今回森山は、東京国立博物館における京都東寺の立体曼陀羅の展示で注目を集めた、弘法大師空海と密教の宇宙観をテーマにした舞踊作品を発表します。
森山は2011年NHK BSプレミアムにて放送された「空海 〜至宝と人生」第三集:曼荼羅の宇宙のナビゲーターを務め、そこで両界曼荼羅図から得たインスピレーションを元にソロ舞踊を披露しました。今回の上演では、そこで披露されたソロ作品をさらに深く掘り下げていきます。
森山によるソロ作品以外に、平安時代の三筆の一人とされ、優れた書家であった空海の「書」をモチーフにした作品も併せて発表されます。

本作は、多様化するダンスシーンの中にあって、他に類を見ない世界観と表現でユニークな作品空間を創造する森山が、空海と密教の世界観を通して新たに探求する身体の宇宙です。

※10月20日(土)午後7時開演の追加公演が決定しました。発売日などについては、チケット情報をご覧ください。