白鳥の湖

  • 2013/2014シーズン
  • Swan Lake

    【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
    【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
    【演出・改訂振付】牧 阿佐美


    座席表↓
  • オペラ劇場

古典作品の中でも絶大な人気を誇る『白鳥の湖』を、新国立劇場では牧阿佐美前芸術監督が2006年に改訂版を初演しました。この版では、プロローグで物語の発端がわかりやすく描かれ、第三幕ではカットされることの多いロシアの踊り「ルースカヤ」が主役級のダンサーのソロによって踊られます。また、イギリス人美術家カザレットによる現代的で洗練された色彩感覚が舞台を美しくいろどります。何度観ても、毎回新しい発見がある作品ですが、主役の高いテクニックと深い表現、コール・ド・バレエのアンサンブルの美しさなど新国立劇場バレエ団の魅力を再度確認できる舞台となるでしょう。 
東京公演後には、柏崎市文化会館アルフォーレでの上演を予定しています。

ものがたり

とある城の中。オデット姫が、ふと怪しい気配に気づいて振り返ると、悪魔ロートバルトが立っている。ロートバルトはオデットを白鳥の姿に変え、城から連れ去る。 
ジークフリード王子の城では、王子の成人を祝って宴が催されている。翌日の舞踏会で妃を選び国を治めるよう母の王妃から諭された王子は、気晴らしに森へ出かける。そこで、魔法によって白鳥に変えられたオデットに出会う。一目で恋に落ちた王子は永遠の愛をオデットに誓うのだが……。