

小劇場は、客席も含め劇場全体が舞台にもなり得る、そんな自在な創造空間です。通常見られる[エンドステージ]から、舞台中央部をせり出した[スラストステージ]、舞台前後に客席を置いた[センターステージ]、さらには舞台の四方を客席が囲む[アリーナステージ]といった斬新な劇空間に変化する小劇場。それは演出家の“演出ごころ”をくすぐる魅力的な空間といえるでしょう。実験的な試みも小劇場なら演出意図を超えて観客をも巻き込んだ舞台になります。
演劇では、2004/2005シーズンから小劇場のなかに新たにもうひとつの劇空間をつくった〈THE LOFT〉と題した公演も行っています。ほかにもPIT OPERAシリーズ、コンテンポラリーダンスなどにも活用され、それぞれの可能性を追求した公演が行われています。
自在に変化できる舞台形状に対応するために、天井部分に13本のライトバトンがほぼ等間隔に配備されています。技術者ギャラリーには、4台の1kWクセノンフォロースポット、2台の2.5kW HMI、2台の2kW ハロゲンのプロジェクター等が配備されています。さらに最新の照明機材を制御するために不可欠なデジタル回線(DMX512)を1系統備えています。
自由な舞台パターンと客席レイアウトに対応するために、移動式の音響卓と周辺機器及びフライング対応のスピーカーで構成されています。メイン音響回線は技術者ギャラリーに設置してありますが、客席バルコニーとステージレベルに切り替えが可能です。

| 客席 | |
|---|---|
| 客席数 | |
| エンドステージ | 358席 394席 458席 ※舞台の奥行きによる |
| スラストステージ | 416席 |
| センターステージ | 420席 |
| アリーナステージ | 468席 |
| 座席スペース | 幅50cm 奥行91cm |
| 残響時間 | 0.8〜1.0秒 |
| 舞台施設 | |
| 劇場寸法 | |
| 平面寸法 | 27.6m×16.6m 高さ10m |
| 可動床 | 25.5m×12.7m |
| 副舞台 | 9.9m×3.3m (迫り、道具搬入口設置) |