プロフィール

指揮:飯守 泰次郎(Iimori Taijiro) 
 1961年、桐朋音大在学中に藤原歌劇団公演「修道女アンジェリカ」にてデビューを飾る。1966年ミトロプーロス国際指揮者コンクール、1969年カラヤン国際指揮者コンクールでともに第4位入賞。1972年、芸術選奨新人賞とバルセロナのシーズン最高指揮者賞を受賞。これまでに読売日響指揮者、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌劇場の指揮者、エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者、名古屋フィル常任指揮者。関西フィル常任指揮者を歴任。
ヨーロッパの歌劇場で積み上げてきたオペラに対する深い造詣、特にワーグナー作品を積極的に日本楽壇へ紹介してきた功績には特筆すべきものがあり、バイロイト元音楽祭総監督 ヴォルフガング・ワーグナーも、「飯守こそドイツ語でKapellmeisterと呼ぶにふさわしく、そこにはマエストロと言う言葉以上に大きな尊敬の念が込められている。」と評した。
1997年9月より東京シティ・フィル常任指揮者を務めており、2012年4月から同団の桂冠名誉指揮者に就任の予定。また、2011年から関西フィル桂冠名誉指揮者も務める。
 第32回(2000年度)サントリー音楽賞、 2004年11月紫綬褒章、2010年11月旭日小綬章などを受章。

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