2007/2008シーズン オペラ
2007/2008 Season Opera
G.Puccini:LA BOHÈME
G.プッチーニ/全4幕【イタリア語上演/字幕付】
イタリア・オペラの魅力を余すところなく堪能できる巨匠プッチーニの青春オペラ。クリスマスのパリを舞台に、明日を夢見る若い二人の純愛物語に加え、当時パリの屋根裏部屋に住む若いボヘミアンたちの生活ぶりを流麗な音楽で描きあげています。ミミを演じるのは、ヨーロッパを中心に活躍するスペインの歌姫マリア・バーヨ。ロドルフォ役には“光り輝く美声”で世界的に評価の高い佐野成宏が登場。暖かくほろ苦い恋物語、ラストはハンカチのご用意を・・・。
クリスマス・イブのパリ。若くて貧しい芸術家4人が住む屋根裏部屋で詩人ロドルフォが独り仕事をしていると、階下のお針子ミミがロウソクの火を貰いに現れ、たちまち恋に落ちる。画家マルチッェロも元恋人のムゼッタとよりを戻し、若者たちは恋を謳歌する。数ヶ月後、ロドルフォは、胸を患うミミを救うために痛恨の別れを決意する。その後、子爵の庇護をうけて生活していたミミが、瀕死の状態で屋根裏部屋に運び込まれ、愛するロドルフォの傍らで息を引き取る。
【作 曲】ジャコモ・プッチーニ 【原 作】アンリ・ミルジェ 【台 本】ジュゼッペ・ジャコーザ/ルイージ・イッリカ 【指 揮】マウリツィオ・バルバチーニ 【演 出】粟國 淳 【美 術】パスクアーレ・グロッシ 【衣 裳】アレッサンドロ・チャンマルーギ 【照 明】笠原 俊幸 【チーフ音楽スタッフ】石坂 宏 【舞台監督】大仁田 雅彦 【芸術監督】若杉 弘 |
(指 揮) マウリツィオ・バルバチーニ |
(演 出) 粟國 淳 |
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【ミミ】マリア・バーヨ
【ロドルフォ】佐野 成宏
【マルチェッロ】ドメニコ・バルザーニ*
【ムゼッタ】塩田 美奈子
【ショナール】宮本益光
【コッリーネ】妻屋 秀和
【べノア】鹿野 由之
【アルチンドロ】初鹿野 剛
【パルピニョール】倉石 真
【合唱指揮】三澤 洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】TOKYO FM少年合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
*マルチェッロ役に出演を予定しておりましたヴィットリオ・ヴィテッリは、健康上の理由により来日ができなくなりました。代わって、ドメニコ・バルザーニが出演いたします。詳細はこちら
(ミミ) マリア・バーヨ | (ロドルフォ) 佐野 成宏 | (マルチェッロ) ドメニコ・バルザーニ | (ムゼッタ) 塩田 美奈子 | (ショナール) 宮本益光 |
(コッリーネ) 妻屋 秀和 | (べノア) 鹿野 由之 | (アルチンドロ) 初鹿野 剛 | (パルピニョール) 倉石 真 |
*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。
1月26日(土)は学生団体が入ります。
開場は開演の45分前です。
予定上演時間:約2時間50分(休憩含む)
開演後は入場制限をいたします。
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
会員先行販売期間:
2007年9月29日(土)10:00〜10月10日(水)
一般発売日:
2007年10月13日(土)10:00〜
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | Z席 |
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料金 | 21,000 | 15,750 | 10,500 | 6,300 | 3,150 | 1,500 |
*料金は税込みです。
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
■割引のご案内
□ 高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引ご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
□開演後、S席に残席がある場合、割引価格にて、1回目の休憩後よりご観劇いただけます。
□当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。
■備考
□就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
□壁際、手摺りの近くのお席は、一部、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。
□公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
□公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
・電話予約、店頭購入方法
・Webボックスオフィス
電子チケットぴあ・・・・・・・0570−02−9999(Pコード252-714)
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
チケットWeb松竹・・・・・・・http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570−000−777(Lコード31128)
東京文化会館TS・・・・・・・03−5815−5452
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか
【指揮】マウリツィオ・バルバチーニ Conductor : Maurizio Barbacini
2007年「運命の力」(予定)に続いて、2回目の新国立劇場登場となる。
イタリア・パルマ近郊のレッジョ・エミーリアに生まれ。ピアノ、声楽、作曲および指揮を学ぶ。指揮者としての代表的作品「椿姫」、「マノン・レスコー」、「イル・トロヴァトーレ」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」、「トスカ」、「リゴレット」、「セビリアの理髪師」等がある。今までに出演した主な劇場は、ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)、ハンブルク州立歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ヘルシンキ歌劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル等がある。
【演出】粟國 淳 Production : Aguni Jun
ローマの聖チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を学ぶ.ローマ歌劇場演出部への参加を機にヘニング・ブロックハウス、ピエロ・ファッジョーニなどの助手としてイタリアをはじめ各地で演出助手、演出補を務める.藤原歌劇団の「イル・カンピエッロ」などを演出したほか、2003年12月イタリア・サルデーニャのテアトロ・ヴェルディで「アンドレア・シェニエ」を演出.新国立劇場では、「アイーダ」などで演出助手を務め、「セビリアの理髪師」「おさん」、小劇場オペラ「幸せな間違い」「外套」の演出を手掛けている.
ミミ:マリア・バーヨ Mimi : María Bayo
世界的に活躍しているソプラノ。レパートリーは、「ラ・ボエーム」ミミ、「セビリアの理髪師」ロジーナ、「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、「フィガロの結婚」スザンナ、「マノン」タイトルロール、「魔笛」パミーナ等がある。今までに出演した主な劇場は、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、サンフランシスコ・オペラ等が挙げられる。
新国立劇場初登場。
ロドルフォ:佐野 成宏 Rodolfo: Sano Shigehiro
2000年「リゴレット」マントヴァ侯爵、同年「トスカ」カヴァラドッシ、01年「ナブッコ」イズマエーレ、同年「ドン・カルロ」タイトルロール、04年「椿姫」アルフレードに続いて、6回目の新国立劇場登場となる。
東京芸術大学声楽科卒業後、アリゴ・ボイト音楽院(イタリア)に留学。同年の関西 日伊コンコルソ第1位・ミラノ大賞受賞をはじめ、プラシド・ドミンゴ国際声楽コンクール、ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクール等の国際コンクールにおいて上位入賞を果たす。以後、イタリアを中心にヨーロッパ各地で多くのコンサート、オペラに出演。ヴェルディの「椿姫」アルフレード、「リゴレット」マントヴァ公爵、「ドン・カルロ」タイトルロール等も好演しており、ドニゼッティ作品では「ランメルモールのルチア」エドガルドなど卓越した歌唱で非常に高い評価を受けた。また最近ではフランスオペラのレパートリーも広げている。「光り輝く声」をもつテノールの逸材として、ますます国内外から注目されるオペラ歌手である。
マルチェッロ:ドメニコ・バルザーニ Marcello: Domenico Balzani
イタリア・サルディーニャ島出身。政治学と経済学を学ぶとともに、ヴェローナ音楽院で声楽を学ぶ。1999年にキャリアをスタートさせ、フェルッチョ・タリアヴィーニ国際コンクール、プラシド・ドミンゴ・オペラリア国際コンクールなど、多くのコンクールで入賞。その後フェラーラ歌劇場、トリノ歌劇場、アテネ歌劇場、フランクフルト歌劇場、ローマ・カラカラ浴場などに「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、「セビリアの理髪師」フィガロ、「ファウスト」ヴァランタン、「ラ・ボエーム」マルチェッロ、「マノン・レスコー」レスコー、「道化師」シルヴィオなどの諸役で出演、クラウディオ・アバド、リッカルド・シャイー、ミシェル・プラッソンらと共演している。新国立劇場初登場。
ムゼッタ:塩田 美奈子 Musetta : Shioda Minako
1997年「建・TAKERU」夏乃、99年「こうもり」アデーレ、2002年「忠臣蔵」お艶、に続いて、4回目の新国立劇場登場となる。
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラ科首席修了。二期会オペラ研修所第6期修了。二期会公演「椿姫」 の主役ヴィオレッタでオペラ・デビュー。以後、充実した歌唱力と情熱的な演技で二期会公演「リゴレット」「ラ・ボエーム」に出演。五島記念文化財団の留学生として1年間ミラノへ留学。04年2月には、朗読と一人歌芝居による新しい舞台、「塩田美奈子のおはなしオペラ」 第1話「椿姫」を初演。06年2月神奈川芸術文化財団制作新作オペラ「愛の白夜」世界初演に出演。同年8月には東京室内歌劇場定期公演オペラ「欲望という名の電車」に、03年の初演に続けて出演して好評を博す。抜群の歌唱力と明るいパーソナリティーで活躍の場を広げてゆく、注目の“オペラ女優”である。二期会会員。