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現実との3分間/非現実との3分間 〜ピアソラへのオマ−ジュ〜 キリンプレゼンツ
Three Minutes with Reality/Three Minutes with Unreality -Pi・a・zzo・lla-
Dance Planet No.4
小劇場 The Pit

   
<スタッフ>
芸術監督  : 牧阿佐美
公演監督  : 三輝容子
演出・振付  : 能美健志
舞台監督  : 大川裕
照   明  : 関根有紀子
音   響  : 藤居俊夫
音楽構成  : 浅野淳
美   術  : 宮崎秀人
衣   裳  : 井上幸子
協   賛  : キリンビール株式会社

   
<出演者>
内田香  金子仁美  軽部裕美  側嶋久記子  開桂子
大久保雅文  金子礼二郎  栗原宏之  近藤良平  能美健志

   
<日程>

1999年9月 24日(金)19:00〜
  25日(土)19:00〜
  26日(日)15:00〜
  開場は開演の45分前です。


   
<料金>

   A席 : 5,250円    B席 : 3,150円


現実との3分間/非現実との3分間 〜ピアソラへのオマ−ジュ〜のチラシ  鋭い感性と表現力で時代を捉え、過激なまでの舞台を創る能美健志。
 開場記念公演では新作「リジェネレイション」を発表、言葉とダンスを巧みに組み合わせ、混迷の時代を生きる男女の不条理を鮮烈に描き出した。21世紀を担う若手成長株として着実に活動を続けている能美が、新シ−ズンのスタ−ト切って再登場する。

 アルゼンチンタンゴの楽曲を伴奏音楽から脱却させて芸術的な楽曲にまで高めたピアソラ(Astor Piazzolla 1921−1992)。自ら「危険な音楽」と呼ぶピアソラの音色は、心の奥にしまい込まれた生の感情が激しい衝動となって呼び覚まされるような、そんな危険な陶酔に聴く者を駆り立てる。ノスタルジックな中に見え隠れする暴力、怒り、不安、愛、欲望、光、影、孤独。それらは彼自身の生き様であると同時に、現代社会を読み解くキ−ワ−ドでもある。

 ダンスプラネットNo.4は、彼の作品の一つである「現実との3分間」−Tres  minutos con la realidad−というタイトルから想を得て創り上げる、刺激的なダンス。それは、彼の音楽性や生き様に共感する能美の、ピアソラへのオマ−ジュ。世紀末を生きる男と女、現実(光)と非現実(影)が目まぐるしく錯綜する能美健志の世界が、小劇場の闇を突き抜ける。


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