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マノンレスコ−
 
オペラ劇場 Opera House
【全4幕】 原語上演・字幕付

原  作 :アベ・プレヴォ−
台  本 :R.レオンカヴァッロ/M.プラ−ガ/D.オリ−ヴァ/L.イッリカ/G.ジャコ−ザ
芸術監督 :五十嵐喜芳
指  揮 :菊池彦典
演  出 :ピエ−ルフランチェスコ・マエストリ−ニ
合唱指揮 :及川 貢
舞台美術 :フィオレッラ・マリア−ニ
衣  裳 :デイヴィッド・ウォ−カ−
照  明 :奥畑康夫
舞台監督 :大仁田雅彦
演出助手 :粟國淳
副指揮 :佐藤宏/河原哲也/安部克彦
合  唱 :新国立劇場合唱団/藤原歌劇団合唱部
管弦楽 :東京フィルハ−モニ−交響楽団
協  力 :テアトロ・マッシモ(パレルモ)

   
<出演者>
マノン・レスコ− :ジョヴァンナ・カゾッラ(6・8・11・14日) :下原千恵子(10・13日)
デ・グリュ− :キ−ス・オルセン(6・8・11・13日) :ニコラ・マルティヌッチ(10・14日)
レスコ− :ロベルト・デ・カンディア(6・8・10・13日) :直野資(11・14日)
ジェロント :池田直樹(6・10・13日) :山田祥雄(8・11・14日)
エドモンド :市川和彦(6・10・13日) :中鉢聡(8・11・14日)
旅籠屋の主人 :築地文夫(6・10・13日) :中村靖(8・11・14日)
舞踏教師 :高丈二(6・10・13日) :藤原章雄(8・11・14日)
音楽家 :永田直美(6・10・13日) :森山京子(8・11・14日)
軍曹 :三浦克次(6・10・13日) :彭康亮(8・11・14日)
点灯夫 :角田和弘(6・10・13日) :松浦健(8・11・14日)
海軍司令官 :谷茂樹(6・10・13日) :宇野徹哉(8・11・14日)
     
 11月10日(水)、14日(日)にデ・グリュー役で出演を予定しておりましたマウリツィオ・グラツィアーニは、健康上の理由により出演不可能となり、代わって両日ともニコラ・マルティヌッチが出演することとなりました。

詳しくはここをクリックしてください。

<日程>

1999年11月 6日(土)15:00〜
  8日(月)18:30〜
  10日(水)18:30〜
  11日(木)18:30〜
  13日(土)15:00〜
  14日(日)15:00〜
   
  開場は開演の60分前です。


<料金>

S席:18,900円
A席:15,750円
B席:12,600円
C席: 9,450円
D席: 6,300円
E席: 3,150円

前売開始:1999年6月19日(土)10:00〜


マノンレスコ−のチラシ  プッチ−ニがオペラ作曲家としての名声を確立した作品。美しく可憐なマノンとデ・グリュ−の熱く哀しい恋物語。
 3作目にしてプッチ−ニをヴェルディに続くイタリア・オペラの新星たらしめた「マノン・レスコ−」(1893年初演)。原作は、アベ・プレヴォ−による当時の人気小説 「騎士デ・グリュ−とマノン・レスコ−の物語」で、既にマスネが同じ題材で「マノン」 (1884年)を発表し大成功を収めていました。台本はこの傑作との重複を意識的に避けようと、プッチ−ニ本人が満足のいくまで何人もの手を煩わせたため、完成まで3年余りを要しましたが、仕上がった作品は美しい音楽が全編に満ち溢れ、彼自身が「私の最大の音楽的傑作」と呼んだ程です。小説では“千度も気の変わるわがままなマノン”とされていますが、オペラではその享楽的性格が若干抑えられ、プッチ−ニ好みの可憐な女性として描かれています。マノンとデ・グリュ−の“青春の夢と挫折”を綴る音楽は、むせ返るような情熱に満ち、鮮やかな感情表現ときめ細かな人物表現は、後の名作を彷彿とさせます。「何とすばらしい美人」「やわらかなレ−スに包まれても」「独り寂しく見捨てられて」等のアリアは、誰しもを感動させずにはおかないでしょう。

あらすじ
 18世紀、パリにほど近いアミアンの旅籠前の広場。青年騎士デ・グリュ−は、駅馬車から降り立ったマノンの美しさに一目惚れする。妖艶で奔放なマノンは、兄レスコ−に連れられて修道院に入ることになっていたが、デ・グリュ−の熱烈な誘いに心を動かされ二人でパリに駆け落ちする。
 しかしマノンはパリでのデ・グリュ−との貧乏暮らしにあきたらず、かねて自分に関心を寄せていた財務官ジェロントの愛妾となってしまう。贅沢だが愛のない生活にやがて空しさを覚えたマノンの前にデ・グリュ−が現れ、愛を確かめ合っているところをジェロントに目撃される。プライドを傷つけられた怒りと嫉妬に燃えるジェロントは、マノンを姦通と窃盗の罪で警察に告発し国外追放処分に追い込む。
 流刑地アメリカで再び一緒になったマノンとデ・グリュ−は追っ手を逃れて荒野をさまよう。やがて餓えと渇きに衰弱したマノンはデ・グリュ−に永遠の愛を誓いながら、彼の腕に抱かれつつ息絶える。


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