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ビゼー:「カルメン」【全3幕】アルコア版<原語上演/字幕付>

 



台本    :リュドヴィク・アレヴィ/アンリ・メイヤック
作曲    :ジョルジュ・ビゼー

芸術監督  :畑中良輔
指揮・演出 :グスタフ・クーン
合唱指揮  :及川貢
舞台美術  :小林優仁
衣裳    :倉岡智一
照明    :服部基
振付    :中島伸欣
舞台監督  :菅原多敢弘
演出助手  :井上光/澤田康子
児童合唱指揮:長谷川久恵
副指揮   :ジャンピエール・ファベール/大島義彰/三河正典
合唱    :新国立劇場合唱団
児童合唱  :東京少年少女合唱隊
舞踊    :新国立劇場バレエ団
管弦楽   :東京交響楽団

1999年 1月19日(火)18:30
    1月22日(金)18:30
    1月24日(日)15:00
    1月27日(水)18:30

    1月20日(水)18:30
    1月23日(土)15:00
    1月26日(火)18:30
       全7回公演

S席:18,900円
A席:15,750円
B席:12,600円
C席: 9,450円
D席: 6,300円
E席: 3,150円

前売開始 :1998年10月4日(日)10:00〜


     
 <配役>
1月19日 1月20日 1月22日 1月23日 1月24日 1月26日 1月27日
カルメン ナディア・
ミヒャエル
坂本朱 ナディア・
ミヒャエル
坂本 朱 ナディア・
ミヒャエル
坂本 朱 ナディア・
ミヒャエル
ドン・ホセ アントネッロ・
パロンビ
フランチェスコ・
マルカッチ
アントネッロ・
パロンビ
フランチェスコ・
マルカッチ
アントネッロ・
パロンビ
フランチェスコ・
マルカッチ
アントネッロ・
パロンビ
エスカミーリョ アンドレア・
シルヴェストレッリ
稲垣俊也 アンドレア・
シルヴェストレッリ
稲垣俊也 アンドレア・
シルヴェストレッリ
稲垣俊也 アンドレア・
シルヴェストレッリ
ミカエラ 大岩千穂 佐藤美枝子 大岩千穂 佐藤美枝子 大岩千穂 佐藤美枝子 大岩千穂
モラレス 星野淳 鹿又透 星野淳 鹿又透 星野淳 鹿又透 星野淳
スニガ 三浦克次 堀野浩史 三浦克次 堀野浩史 三浦克次 堀野浩史 三浦克次
フラスキータ 家田紀子 幸田浩子 家田紀子 幸田浩子 家田紀子 幸田浩子 家田紀子
メルセデス 菅有実子 小畑朱実 菅有実子 小畑朱実 菅有実子 小畑朱実 菅有実子
ダンカイロ 近藤均 多田康芳 近藤均 多田康芳 近藤均 多田康芳 近藤均
レメンダード 松浦健 市川和彦 松浦健 市川和彦 松浦健 市川和彦 松浦健


お知らせ
キャスト変更がございましたので、ここにお知らせ致します。
新キャストプロフィール等につきましては、新国立劇場ニュースをご覧ください。

<新キャスト>
モラレス役 : 青戸 知 → 鹿又 透 (出演日:1月20・23・26日)
ダンカイロ役: 今村 雅彦 → 多田康芳 (出演日:1月20・23・26日)

あらすじ

今回の上演では1940年〜50年代のスペインが舞台。たばこ工場で働くカルメンは町の男達の人気者。工場の昼休み、広場に出た彼女に男達が言い寄るが、カルメンは目もくれない。反対に自分に無関心な伍長のドン・ホセに興味を抱き、流し目で近づき赤い花を投げつける。彼にはミカエラという許婚がいたが、ホセの心は徐々にカルメンの魅力に引き付けられていく。ホセは、女工同士の喧嘩で相手を傷つけたカルメンを逮捕するが、彼女に口説かれたホセは、護送の途中で彼女を逃がしてしまう。カルメンを逃亡させた罪で牢に入っていたホセは、釈放されると真っ先に、酒場でジプシー仲間の相手をするカルメンのもとに走る。カルメンはカスタネットを鳴らしながら歌と踊りで彼をもてなすが、帰営ラッパの音に兵舎へ帰ろうとするホセをなじり、本当に愛しているならば戻らずにジプシーの密輸団の仲間になるよう迫る。ある晩のこと、密輸団が岩山で休憩していた。ホセはカルメンの魅力に負けて密輸団の一員となっていたが、当のカルメンは既にホセに飽きていた。一団がホセを見張に立ててその場を離れると、以前酒場でカルメンを見初めた花形闘牛士エスカミーリョが現われ、お互い恋敵と知って決闘になる。戻ってきた一団が二人を引き離しその場を収めるが、今度はホセに母の危篤を伝えようと一人岩陰に身を忍ばせていたミカエラが現われる。ホセは、カルメンへの想いに後ろ髪を引かれつつもミカエラと山を下りて行く。群集でにぎわう闘牛場前の広場。着飾ったカルメンは闘牛へ向かう恋人、エスカミーリョと愛の言葉を交わして彼を闘牛場へ送り出す。一人残ったカルメンの前に突然ホセが現わる。彼はよりを戻そうと懇願するが、もはや相手にされず、以前彼女に贈った指輪を投げ返される。嫉妬に逆上したホセは、隠し持った短刀でカルメンの胸を突く。

スペインの情熱を感じさせる魅力的な音楽と、男女の愛という普遍的な題材で展開するフランス・オペラの代表作「カルメン」


「ハバネラ(恋は野の鳥)」「闘牛士の歌」など、誰もが一度は耳にしたことがある名曲で知られるフランス・オペラの代表作「カルメン」。スペインの情熱を感じさせる魅力的な音楽と、男女の愛という普遍的な題材で展開するドラマによって、世界中で最も人気のあるオペラの一つとなっています。情熱的で誰からも束縛されることのない奔放なジプシー女カルメンが、真面目な伍長ホセを誘惑し、最後は嫉妬に狂ったホセに刺し殺される大団円が、息もつかせぬ力で展開します。今回のプロダクションは、イタリア・ドイツ・日本でオペラ・アカデミーを主催しオペラ歌手の育成に励み、指揮・演出でもヨーロッパ各地で精力的に活躍しているグスタフ・クーンによる新演出です。クーンはこのオペラの心理劇としての局面を重視し、現代の聴衆に解りやすい演出で登場人物の情熱と行動を躍動的に描き出すことでしょう。1999年初を飾る新国立劇場オペラ「カルメン」にどうぞご期待ください。


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