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小劇場オペラ #14 ザザ

小劇場オペラ #14

Zaza


【全4幕】<イタリア語上演/字幕付>
小劇場 THE PIT

★☆★ 服部譲二インタビュー ★☆★

スタッフ

指揮 服部譲二
演出 恵川智美
     
作曲・台本 ルッジェーロ・レオンカヴァッロ
レンツォ・ビアンキによ る新版
美術・衣裳 荒田良
照明 成瀬一裕
舞台監督 村田健輔
     
管弦楽 新国立小劇場オペラ・アンサンブル

キャスト

ザザ 森田雅美(3・5日) 泉千賀(4・6日)
ミーリオ 樋口達哉(3・5日) 秋谷直之(4・6日)
カスカール 今尾滋(3・5日) 泉良平(4・6日)
クールトワ 清水宏樹(全日)
ビュッシー 藤田幸士(全日)
アナーイデ 加納悦子(全日)
ナタリーア 背戸裕子(全日)
フロリアーナ/
デュフレーヌ夫人
関真理子(全日)
アウグスト/マルコ 大槻孝志(全日)
ダンサー達 野和田恵里(全日) 小川耕筰(全日)
トトー・デュフレーヌ 亀井奈緒<子役>(全日)

公演日程

2005年
3月
3 4 5 6
3:00    
7:00    
予定上演時間:約2時間15分(休憩2回含む)

前売り開始日

2005年1月15日(土)10:00〜
ボックスオフィス  03-5352-9999
※ボックスオフィスの詳細はこちら

チケット料金

席種 全席指定
料金 5,250円
※料金は消費税込みです
Z席=1,500円当日学生券=50%割引(公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部 店舗にて販売・1人1枚・電話予約不可・詳しくはボックスオフィスまでお問い合わせください。)
●公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります
@チケットぴあ

作品について
初演は、1900年11月10日。イタリア・ミラノ テアトロ リリコにて。
作曲・台本はR.レオンカヴァッロが手掛け、初演は自らが指揮を行い大成功を収めました。この作品の時代設定は1890年頃で、言語はイタリア語で書かれていますが、ドラマはフランス・サン・エティエンヌを舞台としています。当時フランスに住んでいたR.レオンカヴァッロが同じテーマで演じられた芝居を見たことがこのオペラが誕生したきっかけとなりました。
1947年にR.ビアンキが短縮版を作成して大成功を収め、本公演はこの短縮版で公演されます。
  作品が完成して約100年が過ぎた今でも本作品のストーリーは非常に現実的です。まさに現在でも起こり得る「純愛の女性と不倫の男性」を巡る愛の物語。本作品がレパートリー作品としてヨーロッパでの公演数が少ないのは「作品の内容があまりにも現実的すぎるので、敬遠される為」と言われています。
この公演は前回の小劇場オペラと同様にオーケストラを後方に配置して「舞台と客席が密接した一体感を感じる事ができる客席形状」で上演します。この空間でリアリティ溢れる作品を是非ご堪能下さい。

ザザ ちらし
ものがたり
第一幕:フランス。サン・エティエンヌにあるアルカザールの舞台裏。
舞台裏で劇場支配人クールトワ、新聞記者のビュッシーや歌手のフロリアーナらが話している所に女優ザザが現れて楽屋に入る。そこへ、ザザの元恋人の俳優カスカールもやって来てザザの楽屋に入る。カスカールがザザに新しい仕事の話を持ちかけているうちに、話題は昔の話となりカスカールはザザの母親アナーイデを<酒飲み女>と非難するが、ザザは「かわいそうな人なの。」と母を庇う。カスカールはザザに「君は良い女だね。」と言って楽屋から出る。入れ替わるようにアナーイデが現れてザザに金の無心をしてザザはお金を渡す。金を受け取ったアナーイデが立ち去ったあと、ザザは客のミーリオ・デュフレーヌ、クールトワ、ビュッシーに讃えられて舞台に出て行く。ミーリオが「ザザは素晴らしいが、女として危険だ。」と話している所にザザが戻る。ミーリオに気があるザザは、次の二重唱の練習にかこつけてミーリオを誘惑するが彼はなびかない。腹を立てたザザが舞台に出ようとした時、突然ミーリオがザザに情熱的にキスをする。

第二幕:ザザの家
一緒に住み始めたザザとミーリオ。しかしミーリオは仕事の為に独りでアメリカに行かねばならないとザザに告げる。ザザは少しの間彼と離れることを渋々承諾、準備のために一旦パリの自宅に帰るミーリオを駅まで見送る。帰宅したザザのところへカスカールが訪れて、地方巡業の仕事をザザに再び持ちかけるが、ザザはミーリオの仕事を理由にカスカールの提案を断る。するとカスカールはザザにミーリオにはパリに恋人が居ることを告げる。ザザは真実を確かめるべく召使ナタリーアを連れてパリに出発する。

第三幕:パリ。ミーリオ・デュフレーヌの家
実は妻も子供もいるミーリオは、家族と共にアメリカへ出発する前にザザとの決別の方法を思案している。ミーリオの妻はミーリオを駅まで見送りに出かける。その時に彼女は召使のマルコへ「デュノワイエ夫人が来訪したら待っていただきなさい」と言い残す。そこへザザがミーリオの家を訪れる。マルコはザザをデュノワイエ夫人と間違えて家に通してしまう。そこでザザはミーリオが結婚していることを知り動揺する。ミーリオの娘トトーが現れ、ザザはトトーから家族でアメリカに行く予定であることを聞いてさらに絶望する。トトーがピアノを弾くとザザは号泣してしまう。トトーがピアノを弾き終わった時、ミーリオの妻が帰宅する。ザザは自分の名前を偽り、家を間違えたと説明して立ち去る。

第四幕:二幕と同じザザの家
アナーイデ、クールトワとカスカールがザザのことを心配しているところへザザが落ち込んで帰宅する。カスカールは慰めの言葉をかけて立ち去る。そこに何も知らないミーリオが現れる。ザザはミーリオに「あなたの妻に会った」と告げる。そして、ミーリオを試すために「全てを話した」と彼に告げる。全てが妻に露呈したと思い激怒するミーリオ。真実を見たザザはミーリオに「何も言ってはいない・・」と告げてミーリオを追い出してしまう。独り残ったザザは「全ては終わってしまった」と泣き伏す。
<指揮> <演出>
服部譲二 恵川智美
服部譲二 恵川智美
<キャスト>
森田雅美 泉千賀 樋口達哉 秋谷直之
森田雅美 泉千賀 樋口達哉 秋谷直之
今尾滋 泉良平 清水宏樹 藤田幸士
今尾滋 泉良平 清水宏樹 藤田幸士
加納悦子 背戸裕子 関真理子 大槻孝志
加納悦子 背戸裕子 関真理子 大槻孝志
野和田恵里花 小川耕筰 亀井奈緒
野和田恵里花 小川耕筰 亀井奈緒

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