フィガロの結婚
W.A.Mozart:LE NOZZE DI FIGARO
【全4幕】<イタリア語上演/字幕付>
オペラ劇場 OPERA HOUSE

平成15年度文化庁芸術祭主催公演

★☆★ オペラトークのご案内 ★☆★

<スタッフ>
 
作曲 :ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
台本 :ロレンツォ・ダ・ポンテ
芸術監督 :トーマス・ノヴォラツスキー
指揮 :ウルフ・シルマー
演出 :アンドレアス・ホモキ
美術 :フランク・フィリップ・シュレスマン
衣裳 :メヒトヒルト・ザイペル
照明 :フランク・エヴァン
合唱指揮 :三澤洋史
舞台監督 :佐藤公紀
合唱 :新国立劇場合唱団
管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団
   
主催 :文化庁芸術祭執行委員会/新国立劇場

<キャスト>
  アルマヴィーヴァ伯爵:クリストファー・ロバートソン
伯爵夫人:ジャニス・ワトソン
フィガロ:ペテリス・エグリーティス
スザンナ:中嶋彰子
ケルビーノ:エレナ・ツィトコーワ
マルチェッリーナ:小山由美
バルトロ:シャオリャン・リー
バジリオ:大野光彦
ドン・クルツィオ:藤木大地
アントーニオ:晴雅彦
バルバリーナ:中村恵理

<公演日程>
 
2003年10月 10日
(金)
12日
(日)
14日
(火)
17日
(金)
19日
(日)
21日
(火)
15:00開演        
18:30開演    
開場は開演の60分前です。

<前売り開始日>
  2003年7月27日(日)10:00〜

<チケット料金>
 
席種 S席 A席 B席 C席 D席 E席
料金 21,000円 17,850円 13,650円 10,500円 6,300円 3,150円
※料金は消費税込みです
     

「フィガロの結婚」ちらし世界中で愛されている人気作品がいよいよ登場。
モーツァルトに始まり20世紀に至るまでの“オペラの旅”の出発です。

ウィーンから芸術監督にトーマス・ノヴォラツスキーを迎えた2003/2004シーズンのテーマは「男たちの運命」。男たちはよくある日常を経験し、時に心や魂を荒れ狂わせ、不思議な夢の世界を体験し、様々な体験を経てシーズン最後の公演を終える時には人生を達観するに至ります。男たちの運命を制作にかかわるスタッフ・キャストが独自の視点で解釈し表現する、その多彩な創造の成果にぜひご期待ください。
シーズン開幕にはモーツァルトの傑作「フィガロの結婚」が登場します。1786年ウィーンでの初演以来、世界中の劇場で重要なレパートリーとして上演され続け、また上演が心待ちにされている人気作中の人気作です。男の特権の復活を目論む伯爵、その心変わりを嘆き過去を懐かしむ伯爵夫人、思春期の少年らしく多情なケルビーノ、はつらつとして機知に富むスザンナ、そして彼らの中で喜怒哀楽のすべてを味わうことになるフィガロ・・・・。舞台上には様々な階層の人物が次々と登場、めくるめく人間模様が“狂おしい1日”の出来事として活き活きと描かれます。軽快な序曲に始まり、「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノ)、「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(フィガロ)、「愛の神様、手をさしのべてください」「楽しい思い出はどこへ」(伯爵夫人)といった珠玉のアリアの数々、そしてフィナーレを飾る圧巻のアンサンブルと、聴き所も枚挙にいとまがありません。
現代最高のオペラ演出家のひとりアンドレアス・ホモキと指揮者ウルフ・シルマーの深い洞察による共同作業が、新鮮な驚きと発見にあふれたモーツァルトの世界へといざないます。清新なキャスト陣は、アンサンブルによるドラマ展開をじっくりと練り上げ、心の底から魅了してくれること請け合い。モーツァルトから始まる“オペラの旅”を、どうぞご存分に楽しんでください。

ものがたり
もとは理髪師で今はアルマヴィーヴァ伯爵の使用人フィガロは、伯爵夫人の侍女スザンナと今日、結婚式を挙げることになっている。伯爵は初夜権をひとたび放棄したものの、スザンナに気があるのでその復活を企む。一方、伯爵夫人は夫の冷めゆく愛を嘆いている。彼女とフィガロ、スザンナは結託して伯爵の鼻を明かそうと企み、恋多き小姓ケルビーノを女装させて伯爵をおびき出そうとするが・・・。


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