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ねじの回転

音楽も 今 アジアから  舞台芸術国際フェスティバル
Benjamin Britten:The Turn of the screw
【全2幕】英語上演/字幕付
小劇場 THE PIT


<スタッフ>
 
指揮 :松岡究
演出 :平尾力哉
   
芸術監督
:五十嵐喜芳
原作 :ヘンリー・ジェイムズ
台本 :ミファンウィー・パイパー
作曲 :ベンジャミン・ブリテン
美術 :小林優仁
衣裳 :渡辺園子
照明 :中川安孝
舞台監督 :大澤裕/池田正宣
管弦楽 :新国立小劇場オペラ・アンサンブル
制作 :新国立劇場
   
主催 :文化庁舞台芸術国際フェスティバル実行委員会

<キャスト>
 
2002年 9月 28日(土) 29日(日)
女家庭教師 遠藤久美子  
山本美樹  
家政婦グロース夫人 加納里美
少女フローラ 鵜木絵里  
森田裕子  
少年マイルズ 杉田美紀  
前田真木子  
元女家庭教師ミス・ジェッスル 悦田比呂子
プロローグのコメンテーター/
元使用人クィント
高野二郎

<公演日程>
 
2002年 9月 28日(土) 29日(日)
15:00開演

<前売り開始日>
  2002年9月1日(日)10:00〜

<チケット料金>
  @チケットぴあ 全席指定:3,800円

ねじの回転のちらし品解説
昨年没後25年を迎えたブリテン(1913〜1976)のオペラを上演いたします。暗示的なタイトルを持つこの作品は、舞台上の登場人物6名、管弦楽13名、指揮者を含めた総勢が20名というシンプルな編成の室内オペラで、全体は2幕16場で構成され、各場をつなぐ音楽は主題と変奏という凝ったスタイルで書かれています。幼い兄妹の気持ちを自分たちに向けようとする大人のエゴをむき出しにした葛藤が、特異な人間関係を軸にしつつ悲劇的な結末に向かって、進み始めるとひとつの方向にしか回らない"ねじの回転"の如く繰り広げられていきます。

らすじ
二人の子供の後見人から破格の待遇と引換に、一切の責任を負うよう求められた女家庭教師は、不安を抱きながら任地に赴く。よく躾をされた幼い兄妹マイルズとフローラ、家政婦のグロース夫人に迎えられ、これなら大丈夫と思ったのも束の間、以前の使用人クィントの幽霊が出現し、事態は一変する。彼はマイルズを溺愛し、かつ元の家庭教師ミス・ジェッスルとも親しかったが、不慮の事故で死亡していた。ミス・ジェッスルも後を追うように自殺を遂げていたことが判明。やがてミス・ジェッスルの幽霊も現れ、幽明界を異にする四人の大人達の子供を巡る争奪戦が始まる。甘い言葉をささやく幽霊達に対し、現世の二人は兄妹に厳しく接するため子供達の心は幽霊の方に傾く。最後の賭に出た女家庭教師はマイルズに激しく詰め寄り、必死で目覚めさせようとする。遂にマイルズは「クィントは悪魔だ!」と叫び、女家庭教師の腕にくずおれる。


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