演 劇
蒲田行進曲 完結編

作・演出:つかこうへい
音  響:山本 能久
照  明:山口 暁
装  置:菅野 将機
衣  裳:菊田 光次郎
音  楽:からさき 昌一
舞台監督:花村 聖子
制作協力:つかこうへい事務所
芸術監督:渡辺 浩子


1997年11月13日(木)〜12月7日(日)
(26回公演)
  
A席;3,800円
B席;2,500円

<出演>
 山崎 銀之丞平栗 あつみ山本  享春田 純一
 吉田  学清家 利一佐藤 和久古賀  豊
 鈴木 祐二吉田 一人吉田 智則安村 和之
 小川 岳男友部 康志黒川 恭佑山崎 絵莉


あらすじ
映画スター銀ちゃん(山崎銀之丞)。彼の子を身ごもった人気女優子夏(平栗あつみ)。彼女を押しつけられ結婚した大部屋俳優ヤス。ヤスは、出産費用を稼ぐために「新撰組・池田屋階段落ち」のシーンに挑戦し、見事に成功して一命をとりとめた。子夏も無事に娘ルリ子を出産し、7年がたった。しかし、運命のいたずらか、ルリ子は不治の病に冒されていた。歌舞伎界の大御所のひとり息子中村屋喜三郎(春田純一)や自衛隊出身のスター若山馬之助(山本享)とともに新たなドラマが展開される。「オレの命と引き換えに娘の命を助ける!」・・・・銀ちゃんは運命を変えるために、「函館・五稜郭の石の階段落ち」に挑む。

つかこうへいの『銀ちゃんが逝く』は
ブレーキなし時速300キロの舞台、小劇場の開幕です。

作・演出のつかこうへいは「気合いを入れて、ピリピリしたいい作品にするよ。芝居はF1のレースのようにカーブを時速300キロで突っ込む、お客様も安心して観ていられない方が面白い。今回はテンションの頂点まで行くだろうと予測できるんだ。毒と若さのある役者とエネルギーを持つ芝居をめざし、最終的には人間への愛を感じさせる芝居を見せるよ」と語り、新国立劇場小劇場のこけら落とし公演に臨みます。つか芝居の魅力全開です。


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