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ねじの回転

The Turn of the Screw
【全2幕】原語上演/字幕付
小劇場オペラ♯4
小劇場 THE PIT


<スタッフ>
 
演出 :平尾力哉
指揮 :松岡究
   
芸術監督
:五十嵐喜芳
原作 :ヘンリー・ジェームズ
台本 :ミファンウィー・パイパー
作曲 :ベンジャミン・ブリテン
装置 :小林優仁
衣裳 :渡辺園子
照明 :中山安孝
舞台監督 :大澤裕
管弦楽 :新国立小劇場オペラアンサンブル

<キャスト>
 
2001年4月

19日(木)

20日(金) 21日(土) 22日(日)
女家庭教師 遠藤久美子    
山本美樹    
家政婦グロース夫人 巖渕真理    
押見朋子    
少女フローラ 鵜木絵里    
森田裕子    
少年マイルズ 杉田美紀    
前田真木子    
元女家庭教師ミス・ジェッスル 井上ゆかり    
悦田比呂子    
プロローグのコメンテーター
/元使用人クィント(2役)
高野二郎    
小貫岩夫    

<公演日程>
 
2001年4月

19日(木)

20日(金) 21日(土) 22日(日)
15:00開演    
19:00開演    

<前売り開始日>
  2001年3月11日(日)10:00〜

<チケット料金>
  @チケットぴあ 全席指定:4,200円

ねじの回転のチラシ品解説
 没後25年にちなみ、ブリテン(1913〜1976)のオペラを上演いたします。暗示的なタイトルを持つこの作品は、舞台上の登場人物6名、管弦楽13名、指揮者を含めた総勢が20名というシンプルな構成の室内オペラで、全体は2幕16場で構成され、各場をつなぐ音楽は主題と変奏という凝ったスタイルで書かれています。幼い兄妹の気持ちを自分たちに向けようとする大人のエゴをむき出しにした葛藤が、特異な人間関係を軸にしつつ悲劇的な結末に向かって、進み始めるとひとつの方向にしか回らないねじの回転≠フ如く繰り広げられていきます。

らすじ
 二人の子供の後見人から破格の待遇と引換に、一切の責任を負うよう求められた女家庭教師は、不安を抱きながら任地に赴く。よく躾をされた幼い兄妹マイルズとフローラ、家政婦のグローズ夫人に迎えられ、これなら大丈夫と思ったのも束の間、以前の使用人クィントの幽霊が出現し、事態は一変する。彼はマイルズを溺愛し、かつ元の家庭教師ミス・ジェッスルとも親しかったが、不慮の事故で死亡していた。ミス・ジェッスルも後を追うように自殺を遂げていたことが判明。やがてミス・ジェッスルの幽霊も現れ、幽明界を異にする四人の大人達の子供を巡る争奪戦が始まる。甘い言葉をささやく幽霊達に対し、現世の二人は兄妹に厳しく接するため子供達の心は幽霊の方に傾く。最後の賭に出た女家庭教師はマイルズに激しく詰め寄り、必死で目覚めさせようとする。遂にマイルズは「クィントは悪魔だ!」と叫び、女家庭教師の腕にくずおれる。しかし、同時にマイルズの心臓は鼓動を止めていた。


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