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Ikuma Dan:YUZURU
【オペラ全1幕】<原語上演>
オペラ劇場 OPERA HOUSE |
<スタッフ> |
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作 |
:木下順二 |
作曲 |
:團伊玖磨 |
芸術監督 |
:五十嵐喜芳 |
指揮 |
:増田宏昭 |
演出 |
:栗山民也 |
美術 |
:堀尾幸男 |
照明 |
:勝柴次朗 |
衣裳 |
:植田いつ子 |
振付 |
:吾妻徳彌 |
演出助手 |
:伊藤和美/岩田達示 |
舞台監督 |
:大澤裕 |
副指揮 |
:崎田俊治/諸遊耕史 |
管弦楽 |
:東京フィルハーモニー交響楽団 |
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主催 |
:新国立劇場 |
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<キャスト> |
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2・5日(土・火)
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3日(日) |
つう |
鮫島有美子 |
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佐藤ひさら |
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★ |
与ひょう |
田代誠 |
★ |
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星洋二 |
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運ず |
牧野正人 |
★ |
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工藤博 |
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惣ど |
池田直樹 |
★ |
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三浦克次 |
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子供たち |
杉並児童合唱団 |
★ |
★ |
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<公演日程> |
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2000年12月 |
2日(土) |
3日(日) |
5日(火) |
15:00開演 |
○ |
○ |
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19:00開演 |
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○ |
開場は開演の60分前です。
開演45分前から、客席にて当作品の簡単な解説をいたします。 |
<前売り開始日> |
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2000年9月9日(土)10:00〜 |
<チケット料金> |
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席種 |
S席 |
A席 |
B席 |
C席 |
料金 |
12,600円 |
9,450円 |
6,300円 |
3,150円 |
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日本の風土に根ざした抒情的な美しさと、
そこはかとない悲しみが胸を打つ名作
古来伝承されてきた日本の民話には哀愁を帯びたものが数多くありますが、その中でも「鶴の恩返し」は、命を助けてくれた恩人に一途な思いを寄せる鶴と、それを悪用する人間のエゴが対照的に描かれて、涙を誘う物語になっています。この民話を題材にした木下順二の戯曲をオペラ化した「夕鶴」は、團伊玖磨の出世作であるとともに、我が国を代表する歌劇として1952年の初演以来、不動の地位を確立しています。今回の新国立劇場での初上演では、当劇場の演劇芸術監督・栗山民也が演出を担当し、新たなアプローチで名作の魅力に迫ります。
あらすじ
むかしむかしの雪深い村。ある日、与ひょうは傷ついた一羽の鶴を助ける。恩返しに鶴は与ひょうの妻、つうとして彼の家に住み着き、自分の羽を織り込んだ千羽織を贈る。運ずや惣どから都に持っていって売れば大金が手に入るとそそのかされた与ひょうは、つうにもっと織るよう強要する。つうは、お金にとり憑かれた与ひょうに落胆するが、千羽織を得ることで与ひょうの心が戻ってくることを信じて、布を織る決心をする。与ひょうは、つうに布を織っているところを「決して覗き見しないこと」と言われていたが、我慢できずに中を覗いてしまい、鶴となって布を織っているつうの姿を見てしまう。翌日、すっかりやせ細ったつうは、千羽織を与ひょうに渡すと別れを告げ、空に飛び立っていく。 |
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