新国立劇場について メニュー

2013年4月12日

マンスリー・プロジェクト トークセッション「With-つながる演劇・ウェールズ編-」を開催しました

4月のトークセッション「With-つながる演劇・ウェールズ編-」が、11日(木)に小劇場で開催されました。

『効率学のススメ』を演出したジョン・E・マグラーを迎え、宮田慶子が進行する形で行われたトークセッション。前半では、イギリスの演劇事情や、ロンドンとスコットランドに一つ、ウェールズに二つあるイギリスの国立劇場それぞれの歴史を、日本の文化政策や新国立劇場設立の背景と比較。劇場をもたないナショナル・シアター・ウェールズならではといえる地域密着型の斬新で実験的な試みが紹介されると、客席からどよめきが起こる。その後、国立劇場の使命や芸術監督としての役割が議論され、観客との対話を重視した活動や、デジタルリソースやオンライン技術を活用して世界とつながることの大切さを再確認。次なるコラボレーション企画を期待させる、有意義な日英演劇芸術監督対談となった。

お客様からは、「それぞれの国立劇場の話は大変興味深かった」「いろいろな国の演劇に興味があるので、両氏の話は大変楽しいものだった」「演劇をとおして人と人とがつながっていくというテーマはとても参考になりました」などの感想をいただきました。
   
※なお、『効率学のススメ』は4月28日まで小劇場で上演しております。
    

 ***** 月に一度は新国立劇場にお気軽にお越しください *****

「マンスリー・プロジェクト」は、リーディング、講座、トークなど多彩なプログラムで、直近の演劇公演を、さまざまな角度からお楽しみいただくための催しです。 参加は無料です。(※事前申し込みが必要です)。ぜひご参加ください。
  「マンスリー・プロジェクト」の詳細はこちら