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2013年1月7日

オペラ『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』リハーサル開始!
2013年ワーグナー・イヤーの開幕です!

オペラ『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』公演(1/23初日)のリハーサルが始まりました。ワーグナー生誕200年にあたる記念すべき2013年に新国立劇場が上演する本作品は、2007年若杉芸術監督就任第1作目として初演し、好評を博したプロダクションで、約5年ぶりの上演となります。
演出を手掛けたハンス=ペーター・レーマンは、初演時に“演出の基本コンセプトはワーグナー自身が作品に書き込んでいます。中心となるのは、タンホイザーという人物であり、彼を通して芸術家という人間のありかたを示し、同時に、芸術家が人間であることを示すこと。それがこの作品の目的となります”と語っています。
今回は、レーマンの助手を長く務め、その後バイロイトでもヴォルフガング・ワーグナーの片腕として活躍したシュテファン・ヨ―リスが再演演出家として来日。1998年新国立劇場開場記念公演『ローエングリン』でもヴォルフガング・ワーグナーの演出助手として来日している、ワーグナー作品のエキスパートです。リハーサル室に集合した、指揮者コンスタンティン・トリンクス、タイトルロールのスティ・アナセンほか、ミーガン・ミラー、エレナ・ツィトコーワらの前で作品に関するイントロダクションを行いました。

2013年新国立劇場オペラの幕開けとなる『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』にどうぞご期待下さい。


『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』動画付きサイトこちらから
チケットのお求め、お問い合わせは新国立劇場ボックスオフィス(03−5352−9999)まで

集合写真

再演演出:シュテファン・ヨ―リス

左より:トリンクス(指揮)、アナセン(タンホイザー)、
ジグムンドソン(領主ヘルマン)

ワーグナー・イヤー開幕にふさわしい豪華な顔触れです

左より:ミラー(エリーザベト)、ツィトコーワ(ヴェーヌス)

演出について熱く語るミラー(エリーザベト)と
ヨ―リス(再演演出)

今夏、ワーグナー『恋愛禁制』バイロイト初上演を
指揮する話題の俊英トリンクス