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2012年10月2日

オープニング・トークセッション「ベンジャミン・ブリテンの世界」を開催しました

オープニング・トークセッション「ベンジャミン・ブリテンの世界」が、ブリテン=ピアーズ財団ジェネラル・ディレクターのリチャード・ジャーマン氏、「ピーター・グライムズ」指揮のリチャード・アームストロング氏、演出のウィリー・デッカー氏を招き、横田佳世子氏の通訳により、10月1日(月)、オペラパレス・ホワイエで開催されました。

トークの前半は、ジャーマン氏が、ブリテンの生涯とオペラをはじめとする作品の数々について、時を追ってわかりやすく説明されました。

後半では、アームストロング氏とデッカー氏も登場、両氏にとってのブリテンの魅力や音楽についての解釈などについて存分に語っていただきました。

お客様からは、「日本では上演される機会の少ない『ピーター・グライムズ』の上演前に作品の理解を深めることができ、公演が楽しみになった」「非常に深く掘り下げたブリテン論を聞くことができ面白かった」「指揮・演出家の話から、彼らがブリテンとその作品に対していかに心酔しているかがよく伝わった」「『ブリテンは言葉の重要性を認めつつ、言葉の限界も理解し、音楽との一体化を追求した』というデッカー氏のポイントが興味深かった」などの感想をいただきました。

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