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2012年6月26日

2011/2012シーズン演劇のラストを飾る「温室」が初日を迎えました

 新国立劇場演劇部門の2011/2012シーズン最後を飾る、ハロルド・ピンター作「温室」が本日初日を迎えました。
 イギリスの作家でノーベル文学賞も受賞したハロルド・ピンターは、個人のアイデンティティの危うさ、社会の欺瞞、人間関係の不安定さを、鋭く切り詰められた言葉で描き続けた20世紀を代表する劇作家の一人です。
 ピンター研究の第一人者である喜志哲雄の見事な翻訳。「動員挿話」や「象」で鮮烈な印象を残した深津篤史による緊張感溢れる演出。そして高橋一生、小島聖、段田安則をはじめとする実力派キャストが、息詰まる緊迫した空間を創り上げ、シーズンを締めくくるにふさわしい刺激的な舞台となりました。
 翻訳を手がけた喜志哲雄は、「もしもピンターが今回の公演を観たら、こういうやり方もあるのかと感じてほめてくれただろうと思います」と語っています。

 公演は7月16日(月・祝)まで。どうぞお見逃しなく!

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シアタートークは6月28日(木)公演終了後に小劇場にて開催  ←Click!
喜志哲雄による演劇講座「ハロルド・ピンターの世界」は7月7日(土)5:00より小劇場にて開催(入場無料・要申し込み)  ←Click!

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