新国立劇場について メニュー

2012年5月21日

　学校法人武蔵野音楽学園（武蔵野音楽大学）と公益財団法人新国立劇場運営財団は、新国立劇場での公演・人材交流・人材育成などについて連携・協力を推進することとし、５月２１日に協定を締結いたしました。

　新国立劇場は「国際的に比肩しうる高い水準の現代舞台芸術を自主制作により公演すること」という目標のもとにオペラ公演を行っており、国籍にとらわれず芸術的な質の確保を第一義に置いてキャスティングを行っています。近年日本人歌手の実力が向上し、また、国立の劇場として日本人歌手を育てる必要からも、日本人の出演機会を増やすことは重要な課題であると考えています。そのために大学の積極的な協力を得ることが喫緊の課題でした。

　すでに本年３月２３日付けで東京芸術大学との間で本件と同趣旨の協定を締結しているところであり、今後引き続き、他の大学等とも連携・協力の推進を図るべく、同様の協定締結を進めていきたいと考えています。

（左より）福井直敬武蔵野音楽学園理事長、福地茂雄理事長