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2011年9月20日

オペラ「イル・トロヴァトーレ」オペラトークを開催しました

10月2日(日)に初日を迎えるオペラ「イル・トロヴァトーレ」のオペラトークを開催しました。

2011/2012シーズンオペラの幕開けを飾るヴェルディ中期の傑作「イル・トロヴァトーレ」。
美女レオノーラをめぐるマンリーコとルーナ伯爵の三角関係、ジプシー女アズチェーナの復讐。イタリアオペラの醍醐味といえる激しく大胆に展開されるドラマと、ヴェルディ独特の色彩豊かで美しい旋律が新シーズン開幕を華やかに彩ります。

今回のオペラトークには音楽評論家の加藤浩子氏を招き、「リゴレット」「椿姫」と並びヴェルディの中期三大傑作と称される本作に関して、成立の背景、音楽的特徴、複雑な物語の読み解き方など本作を初めて御覧になる方にも分かりやすい解説が行われました。

演奏では本公演のカヴァーを務める出来田美智子、中島郁子、成田博之、村上敏明ら、トップレベルの豪華歌手陣が、聴きどころ満載の「イル・トロヴァトーレ」から4曲を披露し、大好評。そして最後には会場にやってきていた本公演の指揮者ピエトロ・リッツォが飛び入りで会場のお客様に挨拶。「今回スタッフ・キャストに恵まれてとても素晴らしい公演になることを確信しています。ぜひ楽しみにしてください」と期待を高め好評のうちに終了致しました。


オペラトーク「イル・トロヴァトーレ」
9月19日(月・祝)11:30開演 オペラパレスホワイエ

<出演>
加藤浩子(音楽評論家)

出来田三智子(レオノーラ役カヴァー)
中島郁子(アズチェーナ役カヴァー)
成田博之(ルーナ伯爵役カヴァー)
村上敏明(マンリーコ役カヴァー)
小埜寺美樹(ピアノ)

公演情報の詳細は、こちらをご覧ください。

加藤浩子

出来田三智子

中島郁子

成田博之

村上敏明