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2011年7月30日

地域招聘公演・仙台オペラ協会『鳴砂』 初日終了&鳴砂展示

本日、平成23年度地域招聘公演 仙台オペラ協会『鳴砂』の初日が幕を開け、満場の客席からの惜しみない拍手に包まれました。カーテンコールでは、仙台オペラ協会芸術監督で、主要キャストのミナジ役で出演した佐藤淳一が舞台上で感謝のメッセージを伝えました。

 「一言、どうしてもご来場の皆様方にご挨拶させていただきたく、マイクを持たせていただきました。3月11日の震災で、私たち全員が大変な目にあいました。今日のこの公演ができるのか、私たちの中でも議論になりました。そんな中で、様々な方面の皆様から多くの後押し、応援の言葉、支援やご協力、ご援助をいただき、今日こうして実現することができました。本当に皆様のおかげと感謝しています。
この公演のチケットを買って聴きに来ることが復興支援に繋がるのだと思ってくださって、この会場にいらした方も大勢いらっしゃると思います。心から感謝しております。私たち全員の気持ちを、どうしても皆様方にお伝えし、御礼申し上げたかったので、お話をさせていただきました。本当にありがとうございました。」



中劇場のホワイエには、本年5月に国の天然記念物に指定されることになった気仙沼の十八鳴浜(くぐなりはま)の鳴砂を展示し、一握りの砂の色や感触を味わっていただけるようにいたしました。(展示のための砂の持ち出しにつきましては、気仙沼市教育委員会の承諾を得ております。)


新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
☛『鳴砂』公演舞台写真
公演情報ページは下記をご参照下さい。
☛地域招聘公演 仙台オペラ協会『鳴砂』

気仙沼の十八鳴浜(くぐなりはま)の鳴砂 展示