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2011年3月25日

平成22年度 新国立劇場 オペラ研修所・バレエ研修所・演劇研修所 <合同修了式>が行われました

 去る3月15日に、新国立劇場Aリハーサル室において、「平成22年度 新国立劇場 オペラ研修所・バレエ研修所・演劇研修所 <合同修了式>」が行われました。

 オペラ研修所第11期生5名、バレエ研修所第6期生6名、演劇研修所第4期生14名の、計25名が修了式を終え、プロへの道を歩みだしました。

 修了式では式典に先立ち、東北地方太平洋沖地震の犠牲者への黙とうが行われ、遠山敦子理事長が、震災の犠牲者、被災者の方々への哀悼とお見舞いに続いて、「ご関係の皆様のご尽力と熱い思いに心よりお礼申し上げます。研鑽を重ねてきた修了生のみなさんは、これからさらに、自分を磨き、他者への思いを巡らせ、心を尽くして、これからの人生を歩んでください」と挨拶しました。

 木村俊光・オペラ研修所長、牧阿佐美・バレエ研修所長、そして、栗山民也・演劇研修所長からも、それぞれ激励のメッセージが修了生に贈られました。

 来賓の近藤誠一・文化庁長官、崎谷康文・日本芸術文化振興会理事からは、今回の大震災は過酷な現実ではありますが、芸術が果たせる力・役割を考える機会と捉えて、これからも頑張っていってくださいと、修了生への応援のご挨拶がありました。

 最後に、巣立っていくオペラ・バレエ・演劇の3研修所修了生25名による挨拶と、合唱が披露され、温かい大きな拍手で、平成22年度の合同修了式が終了しました。

 彼らの今後の活躍をどうぞ見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。

(撮影:江川 誠志)




1列目左より栗山演劇研修所長、牧バレエ研修所長、木村オペラ研修所長、崎谷日本芸術文化振興会理事、
近藤文化庁長官、遠山理事長、韮澤理事、岡部理事、角田理事、宮田演劇芸術監督、
2・3列目は研修所修了生

<オペラ研修所第11期生>
(左より)上田純子(ソプラノ)、木村眞理子(ソプラノ)、駒田敏章(バリトン)、
塩崎めぐみ(メッゾソプラノ)、堀 万里絵(メッゾソプラノ)

<バレエ研修所第6期生>
(左より)佐藤かんな、中川 郁、原田舞子、宇賀大将、入戸野伊織、林田翔平

<演劇研修所第4期生>
(上段左より)木原梨里子、斉藤麻理絵、佐藤真希、仙崎貴子、田島真弓、土井真波、日沼さくら
(下段左より)安藤大悟、今井 聡、白井哲司、扇田森也、竹田雄大、趙 栄昊、原 一登